川口美術

2025.11.12 update


川口美術では、朝鮮家具をはじめとして韓国の骨董を専門に扱っています。
特に高質で個性のあるパンダヂを豊富に展示しています。 また、陶磁器、ポジャギ・チョガッポ、木ノモノ、石ノモノもあり、文字図・冊架図など民画もございます。
陶磁器は花器として使える物を中心に、新羅土器をはじめ韓国の古い焼き物を集めています。中心価格帯は家具、陶磁器とも10万〜80万円くらい、ほとんどの商品に定価が表示してあり、安心してお買い物して頂けます。
また、韓国骨董に惹かれ、ものづくりをする現代陶人・工人の個展も定期的に開催しています。
皆様のお越しをお待ちしております。


今後の催事予定
※状況により内容変更がある場合は、ブログやInstagramにてお知らせ致します。
お問合せは[ kawabi.jp@gmail.com]までお願い致します。

2025年
■朝鮮水滴展             11月26日(水)〜11月30日(日)
■我谷盆賛              12月10日(水)〜12月14日(日)


朝鮮文房水滴十品展

韓国の朝鮮時代の水滴と言っても、種類も数も沢山ある中で、たまたま私が出会った十点余の作品をご紹介いたします。
 銅製のものは、蓋裏に付けられた杓で水を掬うので、筆洗の類ですが、思いがけない構造なので取り上げました。
 感心したのはアザラシ(水犬)とアシカ(海犬)でした。手足が小さく寝そべったまま進むアザラシが瓦質陶器(チリグル)で作られ、4つのヒレで立ち歩き、硬毛をまとうアシカが荒土のオンギで作られたのは、まさに適材適所と思いました。
 民画などで馴染みの亀かと思ったものは、甲羅の柄からスッポンと判明しました。石製水滴も一見蝉に見えましたが、五指を持つ足が彫られており、蛙でした。
 他に筆筒と筆洗を合体したオンギ製硯や薄めの木板で作られた硯などがあります。朝鮮時代、文人の間に豊かに広がった文房世界の一端をお愉しみ下さい。

 2025年11月26日(水)〜30日(日)12:30〜17:30
 定休日/月曜・火曜

撮影/バウプラス 久保田康夫


舎廊房隅
舎 廊 房 隅(サランバングウ)ご案内

   昨年1月から個展やグループ展のギャラリー営業を、外から入りやすい1階に移し、2階は韓国骨董専門用エリアに致しました。
   2階の展示法につき、個別商品の展示に加え面の展示が出来る様、2階奥に三畳間の様なスペースを造り、9月後半から舎廊房風の展示を試みてまいりました。
   開店記念日11月1日を期し、その場所を「舎廊房隅」と名付け、書斎用品や文房具を中心に展示して参りたいと思います。
   とは申せ、限られた店内に設けたスペースなので、三畳間程度のスペースに向いた小振りの催事を種々工夫してみたいと思って居ります。
   京都の秋も日々深まって参ります。こちらにお出掛けの折には、お立寄り頂き、ご覧いただきます様ご案内申し上げます。

2019年 稔秋

川口 慈郎

過去の催し


ブログをアップいたしました。
こちらからご覧頂けます。


地図。ちょっと小さくてすみません。

京阪電車、叡山電車、市バス、京都バスの出町柳駅から徒歩3分程です。

京阪電車の叡山電車側出口から出て河合橋を渡り、すぐ右の道(下鴨東通)を入り右側4軒目です。


※2019年10月1日より、店内表示価格の10%の消費税がかかります。
お支払いには各種クレジットカードをご利用頂けます。


骨董&ギャラリー 川口美術

京都市左京区下鴨宮河町62-23
Phone: 075-781-3511   Fax: 075-781-2255   営業時間: 12:30〜17:30(月・火曜定休)