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開業25周年記念催事_柳下季器_陶展
開業25周年記念催事 伊藤 明美 陶展

数年前、伊藤さんと初個展の打ち合せをしていて、窯の話になりました。電気窯で未だまだやってみたいことがあり、いずれ薪窯に取り組みたいのだけれど今は未だ…と話されていました。
昨年から知人の登窯に参加して居り此展の三分の一位が薪窯で焼成したモノ達です…と連絡が届きました。今その時がきたのですね。茶碗や徳利、花器など、薪窯から取り出されたモノは姿・形に自然の変化があり、肌が均一でなく異なった表情があり、存在の強さを感じます。
人気の小服碗には、新たに粉青掻落しを加え、使いやすい向付を各種揃えてみました。茶篭も楽しみながら一篭組みました。一年一回、積み上げてきた成果をご覧頂きたく、皆様のお越しを会場でお待ち申し上げます。

2018年9月20日(木)〜24日(月・振)
11:00am〜6:00pm ※19日(水)は搬入の為 臨休

撮影/田中幹人


開業25周年記念催事 涼風展
開業25周年記念催事 第九回韓国古陶磁探究陶人展

陶人展参加メンバーは多彩です。焼物を焼いていることは共通ですが、土のこと、釉薬のこと、ロクロのこと、窯のこと等、殆んど全てが同じでなく、諸般の事情を含めそれぞれ自分の流儀を持って居られます。もっと根源的なところで、何を目指し、何を作るかも、単純でなく、各々強い自己流をお持ちと感じています。だからこそ、多彩で個性豊かな展覧会になるのだと思います。
本年、新規参加の柳下季器氏は茶碗・茶器に定評のある陶人であり新しい個性が加わり、陶人展が一層厚みを増すものと思います。初日3日には、みたて西山氏の花生がショーウィンドにはいり、展を盛り上げます。日により陶人もお待ちしております。
[参加陶人] 菊池 克  光藤 佐  松葉 勇輝  高木 剛 伊藤 明美  笹山 芳人
田中 茂雄  市川 孝   中西 申幸  柳下 季器  (敬称略、順不同)

2018年8月3日(金)〜12日(日)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日
※臨時休業/8月2日(木)

写真/田中幹人


開業25周年記念催事 涼風展
開業25周年記念催事 涼風展

京に祇園祭が近づく頃、以前は琵琶湖東岸に広大な蓮の群生地があり、美事に大輪の花が咲き誇っていました。何年か前忽然と消えてしまい、今では想い出です。大自然の不思議です。
民画には蓮花がよく描かれ、咲いた花の他に枯れた蓮が描かれる事が多いです。花が咲くのも自然なら、枯れるのも又自然なのですね。 蓮画の水面に鴨を描くこともあり、水中の魚や生き物、藻類が描かれることも多いです。花だけに焦点をあてない姿勢に打たれます。 篭を編めば、表と内と二重に編み、堅牢に作っています。
チョガッポもそうです。端布の繋ぎ方に、布の使い方に又配置にも、包む時の堅牢さへの配慮がみられ、私達を魅了して呉れます。 韓国骨董の美しさの根底に、暮らしへの洞察と自然への深い敬愛を感じ魅き込まれます。飾らない豊かな世界をお愉しみ下さい。

2018年7月11日(水)〜22日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中17日(火)休み

写真/田中幹人


開業25周年記念催事_柳下季器_陶展
開業25周年記念催事 柳下季器 陶展

思いがけず杉本貞光様を案内して、お二人で当店を訪ねて頂いたのが1年前2017年6月でした。8月に信楽、寺垣外窯を訪ね、9月に伊賀、神田窯を訪ね、それぞれ今年の個展を約束して頂きました。
季はめぐり、早や初夏の陶展をご案内する時が参りました。
師弟お二人が目指されているのは、桃山時代に完成した日本独自のわびさびの美意識の探求であり、その表現としての陶磁作品です。
作品は茶碗を中心に、焼種も楽・志野・伊賀・信楽などを、食器や酒器・花器にも多彩に展開し、くわえて狛犬などの塑像作品も出展して頂きます。未だ見ぬ朽損仏に気が惹かれています。当展に向けて、特に重点的に取り組んでいただいた青磁釉の作品は、独特の風合いが魅力的です。ご来駕賜ります様お待ちして居ります。
期間中、23日土曜日には裏庭の片庇で、中山qセ朗氏のお茶席を設け、柳下氏のお茶碗を愛でて頂きます。

2018年6月20日(水)〜24日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

撮影/田中幹人


開業25周年記念催事_光藤佐_陶展
開業25周年記念催事 光藤 佐 陶展

瑠璃釉と聞けば、紫がかった鮮やかな青を連想し、全体に綺麗に施釉された焼物をイメージします。しかし、高麗・朝鮮時代の焼物にはその類を見かけず、近いモノが19世紀にはあるのですが、なぜか筆あとが残った様な不均質な瑠璃なのです。
光藤さんの瑠璃釉は、マットな黒い焼物だと思い込んでいて、光線の具合で、エッ青味のある黒釉?などと思った位で、独特の深海瑠璃釉なのです。写真のモノは、釉薬だけでなく造形にも以前見たモノとは違う工夫がなされて居り、つきぬ魅力を秘めた焼物を作る陶人です。丹波篠山のその向う、但馬和田山の山間の地で一人、土を合せ土を練り、ロクロを廻し、自身で割った薪で年三回穴窯を焚く暮しを、あくことなく繰返している光藤さんです。独自の小さな工夫の積上げが随所に光る食器などの作品を是非ご覧頂きたく、ご案内しお待ちします。

2018年5月23日(水)〜27日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/瑠璃釉小瓶(右)H12.6×W8.2cm 撮影/田中幹人


開業25周年記念催事
開業25周年記念催事 我谷盆賛 パート2

森口信一さんは、我谷盆に夢中です。
かつて我谷盆が作られていた我谷は、昭和期にダムに水没した山中の集落です。風谷はその隣村ですが、今や数軒の空家が残るだけの地となって居り、一昨年、意が通じ森口さんがその一軒を借受け風谷アトリエを設けました。風谷を拠点に石川県下で我谷盆教室を繰返し開催し、製作の芽は地元に着床していると聞いてます。優れた木工作家を中心とした前回メンバーに加え、我谷盆作りを志す石川の若手の作品を加えて我谷盆賛パート2を開催します。
我谷盆はザックリ割られた栗の厚板をノミだけて刳って作ったお盆です。その素朴なお盆が発祥の谷の隣村で復活の産ぶ声をあげ地元石川で復興し更に全国に輪を拡げ繋がってゆく事を出展諸氏と共に心より祈ります。皆様のご賛同・後援を期待致します。

2018年4月11日(水)〜15日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

撮影/田中 幹人


菊池 克 陶迦葉展
菊池 克 陶迦葉展

2011年の陶人展に、初参加の菊池氏が硯滴を携えて加わってくれました。前年の故全日根展に硯滴を並べていたので、オッやるな!と注目したのを憶えています。翌年の陶人展では白磁透彫筆筒が美事でした。2013年の個展は、文房具展にジャンプでした。
昨年の第二回文房具展では、揮毫歓迎の巻紙を軸に文人サロンの香が流れていました。展示予定品目を見ると食器や文房具の他、窯の炎熱にぎりぎり耐えたひさご徳利(表写真)等、味な酒器や花器も並びます。作品の端々に文人の気が感じられ愉しく香り高い会場が思い浮かびます。
今年から個展会場を2階から1階に移して居り、初日のショーウィンドには、みたて西山氏の花生がなされ、注目度が高まります。
春分を迎え花もまじかな鴨川辺りへ、どうぞお運び下さい。

2018年3月21日(水・祝)〜25日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

撮影/田中 幹人


新羅土器展
新羅土器展

昨秋、久し振りに、韓国古代土器が多く展示されている新羅、伽耶、百済の故地にある博物館を巡って参りました。
伽耶、金海の博物館で感じたことは、私が開業以来、新羅土器として扱わせて頂いたモノの多くが、区分すれば、伽耶土器だったと云う事でした。なかでも5年前の土器展で、驚きをもって、ローマ文化の風として紹介させて頂いた把手付土器も、新羅よりも伽耶に多く、特徴的な土器だったと知りました。個性的フォルムを持つ写真のこの土器もまぎれもない伽耶土器でした。
みたて西山氏が記念花生用に選んだ土器も含め、展観させて頂きます。この機会にいま一度、新羅土器の魅力に接して頂きます様ご案内申し上げます。併せて、四月以降のみたて西山氏の花生、予定日をお知らせ致します。
2018年4月11日(水) 5月23日(水) 6月20日(水) 7月11日(水) 8月4日(土) 9月20日(木) 10月3日(水)

2018年3月7日(水)〜11日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

撮影/田中 幹人


高木 剛 陶展
高木 剛 陶展

薪を斧で割っているんですって…。窯は小さいながら薪は沢山要るんですよ。薪窯で焼物を生み出す喜びに魅了されて薪割りも楽しい…と高木氏は言います。そんな言葉に誘われて、寒のゆるんだ師走の一日、京北に行ってきました。かなり山深く隣に仙人でも住んでいそうな、山に寄り添う一軒家でした。建屋の周りには薪と薪材料が其処ここに山積みされ陶人の住まいと判ります。
工房では手廻しロクロと蹴ロクロが気に合い、古代の陶人の気持ちになって作っていると聞きました。
個展までふた月、数回窯を焚くと聞けば、没頭し、陶三昧の暮らしなんだな、ご苦労さん!と同時に羨しくも思いました。
器のひずみに美を観て、焼損じにも魅力を見出す心で日常使いの器作りに励む高木氏の作品です。どうぞじっくりご覧頂きたく。

今年の茶席は、21日(水)大西眞紀子さんが煎茶を淹れてくれます。彼の茶器でお愉しみ下さい。

2018年2月17日(土)〜25日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

花/みたて 西山隼人 写真/田中幹人


笹山 芳人 陶展
笹山 芳人 陶展

笹山さんは骨董好きです。住いが名古屋に近い四日市市なので、大須の骨董市が一番のなじみの様です。
骨董には経年変化があり、奥深さ、味わいがあります。時を経た自然の変化の味わいを知っている笹山さんは、薪窯の炎による焼物の味わいの違いを心得ている人だと思います。
土の調合と手技と窯の炎の果実、まさにそんな茶垸が並びます。
「花が生けやすい花器でした。器の重さも気になりません。笹山さんの器は自然の器だと思います。」とお客様の声です。
手に入れた土の性を見極め発想すると、食器になる時も、花器に、茶垸になる時もあります。自分の意図より、自然土の個性を重視されているのだと思います。それぞれに味わいのある笹山さんの焼物を見て頂きたいと思います。

2018年1月20日(水)〜28日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/田中 幹人
※当催事の初日、ショーウィンドウ於、みたて西山氏の花生を見て頂けます。


謹賀新年
謹賀新年

本年十一月一日開業二十五周年を迎えます。五十六歳で骨董屋を始め四半世紀続けさせて頂けた事、誠に有難く、厚く御礼申し上げます。
素人がいきなりの開業でしたが、お客様先輩に恵まれ、なかんずく先代徳斎様の骨董指南は私共の羅針盤でした。自分がヨイと見たモノは必ず買って下さる方が居られる、すぐではなくてもいずれ必ず…。
既にプレ二十五周年として、みたて西山氏の花生催事を始めて居り、陶人工人の皆様にも記念催事をお願いし、それぞれに盛り上げて頂きます。特に秋にはお茶に関わる催事を充実させる計画であり、渾身の力を注ぎます。
糺の森の自然を守る運動はマンション建設が完了し残念な事態となりました。自然破壊、文化破壊を止めるべく一市民として輪を拡げ続けたいと願って居ります。
本年もどうぞよろしくお願いします。
二〇一八年 元旦

川口慈郎


市川 孝 拵展
漆掻き 猪狩 史幸まさゆき

はじめて猪狩さんのことを聞いた時の、そんな人が居るのか?と云ういぶかりと驚きを今も思い出します。漆掻きで漆の器を作る人なのです、猪狩さんは、奇少な人です。
日本の漆樹林の一大集積地である岩手県北地域で、6月から10月の適期にはひたすら山にはいり漆を掻き、不適期を生かし、漆作品を制作する生活サイクルが出来つつあると聞きました。
漆の作品を作る時、猪狩さんは、自身が掻いた漆に何も足さず、ただ塗り重ねるだけで器に仕上げて居られます。純にして靭、この漆の器を是非皆様に見て、触れて頂きたいと思います。本年最後の催しへどうぞお越し下さい。

漆掻きと器のこと 茶話会 2017年12月9日(土) 16時〜17時
折角の機会なので、猪狩さんの話を聞く会を対談形式にて催します。
ご予約の方優先・川口美術までお電話下さい。

2017年12月6日(水)〜10日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/撮影/田中 幹人


市川 孝 拵展
市川 孝 こしらえ

市川君は今、何処ででもお茶を供する事ができる様、独自の工夫を重ねた茶車なる道具を拵え、国内はもとより、中国、台湾にもそれを携えて、お茶の愉しみを広める旅を続けています。 東北に行っては大きな蓮池に舟を浮かべ、蓮酒ならぬ蓮茶を飲む。近年これは年中行事の様です。今年の中国は西安に赴き、空海ゆかりの青龍寺でお茶会をしたことなど話して呉れ、ついひき込まれ、彼の茶の世界に遊ばせてもらうことになるのが常です。
今展には、奥伊吹の窯で焚き上げた焼締のものが中心に並びます。茶壷・蓋碗・土瓶などの茶器から、各種の食器を用意しているとのこと。ラーメン鉢も出てくるのかな。
晴れたら茶車を庭に出してもらい、高天の下、西安に想いを馳せながらよばれる中国茶は格別と思います。お越しをお待ちします。

2017年11月22日(水)〜26日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/茶入 W6.5cm×H6.5cm 撮影/田中 幹人


ソンビの書案好品展
ソンビの書案好品展

朝鮮時代、出世や金銭を追い求めない高潔な文人を、尊敬を込めてソンビと呼んでいました。かの人達の多くは官職を持って国王仕えをしていましたが、自宅にあっては主に舎廊房(書斎)で暮らしていました。その書斎生活の中心にあったのが書案(机)です。
そう云う書案ですから、使う人が自分の使い方に合うモノをオーダーメイドしています。書案を見れば、そこでの生活の一端が推測できます。書写など書くことに熱心な人あり、専ら読書に多くの時間を使っていた人もあり、文房具などモノを多く持っていた人もあり、色々居られたと思われます。
今展では、冊パンダヂ、文匣、冊卓子、硯床など、文房家具も展示させて頂きます。朝鮮時代のソンビの生活に思いを馳せて頂けると幸いです。是非ご光来お待ちします。

2017年11月1日(水)〜12日(月・祝)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/田中 幹人
※当催事の初日は、ご案内のみたて西山氏による花生がお楽しみ頂けます。


田中 茂雄 李渓窯展
田中 茂雄 李渓窯展

田中氏の住居は明日香石舞台から約一里の山間に在り、江戸中期に建った古民家を修復しながらの暮らしです。10年前移住当初、中庭に柱のない土壁だけの小屋を作り、そこを工房とし、土を調合し練り上げ、蹴ロクロで成形されています。村外れには村有の段々畑があり、その内7畝の畑を任されて自然農を営み、その畑地の斜面を活かし、薪窯を築かれています。
氏の人生を決定づけた井戸茶碗、それに連らなる朝鮮の焼物、堅手・白磁と、オンギ・土器を田中氏独自の陶に作り上げてこられました。碗、鉢、皿など食器も、粉引茶碗、奥高麗茶碗も並びます。田中氏の陶の世界に是非お越し下さい。
来春辺り、明日香の窯出し訪問企画などできたらと思います。

2017年10月18日(水)〜22日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中 幹人


松葉 勇輝 陶展
松葉 勇輝 陶展

あれからもう一年になります。松葉君が小さい花器を200個以上作り、当店階上に並べて呉れました。似たサイズながら、器形も焼きも多彩でひとつひとつ異なった器になっていました。 小さい花器の展開として、掌サイズにこだわり焼物を作り続けてきた松葉君の第二回個展も、私共で開催することになりました。
かたちでみると、壺・瓶・筒から、碗・鉢・高杯・ぐい呑に拡がってきています。灯油窯に薪が加えられるよう改良し、焼きの巾が拡がっています。焼種としては須恵器手・土師器手が、特徴的に深まりを見せています。成形も、手びねり・たゝら作りが加っています。
あえて、作品の大きさを制約することで、ワク内のあらゆる面を深めてきた“松葉君の掌の焼物”を手にとって御覧下さい。

2017年10月4日(水)〜9日(月・祝)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

白磁瓶・H8cm  花生/余島 裕二 写真/田中 幹人


伊藤 明美 懐石 茶陶展
伊藤 明美 懐石 茶陶展

粉引の汐景茶碗に傾倒していた時があり、その時は粉引の微細な変化を毎週何年もブログに載せ続ける熱心さでありました。茶籠に夢中の時もありました。今は茶懐石の食器が心に拡がっている様です。懐石の器となれば、色んな種類の器が要ると思いますが、こだわる伊藤さんだからきっと全種類を一人でいきたいと思って居るのだろうな…と想います。新らたな技の習得が必要になってくると思えるし、かなり忙しくされていることと想像します。
同じ田川市内で、茶室付の一軒家に居を移したと聞いて居ます。お茶を柱とした彼女の陶人人生のカタチが見えてきた気がします。
伊藤さんは今、充実した気持ちで作陶されていると思います。きっと皆様の期待にふさわしい作品が並びます。練り上げた茶籠も、粉引茶碗も並びます。是非ご覧下さい。

2017年9月21日(木)〜25日(月)  ※会期曜日にご注意下さい
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中 幹人


第八回 韓国古陶磁探求陶人展
第八回 韓国古陶磁探求陶人展

夏の暑い時季の催しですが、回を重ねかなり厚さが増してきたと思います。特に展示用パンダヂを一人当たり一台から二台に倍増したのは有効だったと思います。当店とつながる陶人の作品が同時に見られる得がたい機会としてお客様も楽しみにして下さっている様です。
メンバーの半数は初回以来の方々で、当展・当店をもりたてゝ下さっています。その後に参加して頂いた方々も、年を追って作行きが明確になりその人ならではの作品展示になって居ます。今回初参加頂きます光藤氏は既に各地で個展実績がある方であり何を見せて頂けるか楽しみです。多様な個性にご期待下さい。

[参加陶人]  伊藤明美  松葉勇輝  菊池 克  江頭龍介  中西申幸  田中茂雄  笹山芳人  
高木 剛  鈴木大弓  市川 孝  西林 学   光藤 佐  (敬称略 順不同)

2017年8月5日(土)〜13日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休
※臨時休業8月4日(金)

写真/伊藤 信


涼  風 展 − 編 ・ 織 ・ 縫 −
涼 風 展 − 編 ・ 織 ・ 縫 −

夏向きの韓国骨董を蒐めました。かなり多くの方にパディをお買上げ頂いております。そのパディで織ったトッチャリ・韓国茣蓙を初めて紹介させて頂きます。トッチャリは巾も長さもまちまちで畳文化の日本との違いを感じます。
朝鮮時代には冬の農家の手仕事として、蔓や草や種々の紐を編む文化が多様に広がっていました。山人の杞柳飯盒、漁夫の竹魚籃、山菜採りの蔓篭などその一端をご紹介いたします。韓国ドラマの映像で見て居られる朝鮮時代の紳士が被っている黒い笠帽は馬の尾毛で編んで作られています。竹編笠も並べます。
夏の韓国骨董ではチョガッポははずせませんね。格子戸やパディも展示します。初日12日には平床を置き大西眞紀子さんの冷煎茶席を設けます。韓国の涼風をお楽しみ下さい。

2017年7月12日(水)〜23日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/伊藤 信


江頭 龍介 白磁展
江頭 龍介 白磁展

三年前、決断して韓国に渡り、慶尚北道の伝統窯青松白磁の技を習得して参りました。帰国以来、信楽の工房で白磁の制作に明け暮れて居ります。とりわけ今は、青画絵付けに夢中になっています。
らんちゅうは、長年愛玩してきた金魚で、身近によく見ていると思っていたのですが、こうして絵付けしてみると容易でなく、なかなかに見えていないのだと思い知り、足らぬところは気持ちを込め描いています。
白磁皿鉢の型押しに色々工夫を加えています。自分が好きなのだと思います。器の使い易いサイズ・深さは我が家での感覚に依っています。皆様のお気に合う事を願っています。
会期中、毎日会場で皆様のお越しをお待ちしています。

2017年6月17日(土)〜6月25日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/田中 幹人


鈴木 大弓 陶展
鈴木 大弓 陶展

学生時代クラブで陶芸に没頭し、卒業後いきなり言葉もわからない韓国の窯場にはいり込んだのです。四年後には信楽で窯を持ち独立されているのです。色々あったと思いますが至極たんたんと好きな道に邁進している姿はしなやかに感じます。以来、合同展や個展を精力的にこなして来られました。
昨秋、窯場設備のある住居を伊賀に得て、今これから大きく羽ばたくとき、足場が確り定まったと思われます。鈴木氏に会い話していると、そのワクワク感がひしひしと伝わって参りました。
韓国で学んだ焼物、なかでも好きな堅手を中心にすえながら、花器、酒器、茶碗を追求し、皿鉢など食器類の器種も豊富に出展準備を進めています。
好天の五月、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

2017年5月24日(水)〜28日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中幹人


水垣 千悦 陶展
水垣 千悦 陶展

これが水垣千悦さんの、今の作品なんです。小さな薪窯を築いて、昨年から焼き続けている器類です。ロクロの技、造形センスは、まぎれもなく彼女のモノです。憧れの朝鮮時代中期の白磁を想わせる水垣さんの器には熱烈なファンがいっぱい居ます。
彼女が、長年温めてきた薪窯への取組みが今進行中なのです。個展までにあと何回窯焚きをされるのでしょうか。その一回一回が確かな実りになるものと思います。大分まで、飛んで見に行きたい衝動にかられます。
特に今、力を注いでいる飴釉、刷毛目、三島などに、白磁、染付、瑠璃釉など従来からの作品を加え、会場が賑わいます。 ワクワクしながら、会期の到来を指折り数え、皆様と共に待ちたいと思います。四月下旬、お楽しみにお越し下さい。

2017年4月19日(水)〜23日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中幹人


第二回 菊池 克 文房具展
第二回 菊池 克 文房具展

お待たせしました。前回は一昨年秋でした。あの時は体調をコワシて来ることが叶わなかったのでした。少し余裕の一年半振りの個展になりました。
菊池氏は文房具作りを通じて書道の方々と文通もし、すっかり文人生活になっている様です。此度の送り状など、どうしても写真に入れたい手紙になっていました。
写真の焼物も、日頃自身が使っているものと同様のモノとの事。これは愉しい展覧会になる予感がします。久し振りの京都です。興ずれば会場で書や篆刻の実技の交流も期待したいものです。皆様、お気軽にお運び頂き輪に入って頂きます様お待ち申し上げます。

2017年3月22日(水)〜26日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中幹人


伊藤 祐嗣 金工展
伊藤 祐嗣 金工展

伊藤さんは昨年、伊国と英国をまわってきて30年振りに大英博物館も訪ねたそうです。「有史以来、金鎚と金床で造られた古今東西のモノ。その時々に求められるものを形にしてきた無数の工人達。あまり大仰なことは考えず、自分もそれに連なれれば良いと思ったのです。」伊藤さんの言葉です。
三つ入れ子の旅酒盃、お燗に使う角やかん、銅の一合ちろり。
発酵食品の時代です。日本酒に強い関心が集まり若い杜氏が各地で活躍する今、酒器は時代の求めるモノと、此展の中心に据えてくれました。続いて、鉢、盆、花器、茶托も打ち出しております。良きモノをたっぷり観てきて、造りたいモノが次から次と湧いてくると言われます。それを作るのは楽しいんだろうナ。
楽しみに、お越しください。

2017年3月8日(水)〜12日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中幹人


高木 剛  陶展
高木 剛 陶展

高麗鉄釉を連想しながらこの釉は何ですか?と尋ねたのですが鉄釉ではないと否定し、青磁石を混ぜた釉と、胎土の鉄分でマットなこの肌になったと解説して呉れました。
小さいながら薪窯を築き、直火の炎で焼く魅力に引き込まれ、既成の名称による分類を必要としない、自分の目指す焼物作りにはまっている高木君を頼もしく感じました。また一段深い焼物を目指している高木君の作品をじかにご覧下さい。
昨年の個展時に煎り番茶々会を開催し「京都はお茶でできている」(青幻社2016年10月刊)に収録されています。今年も19日(日)と25日(土)に大西眞紀子氏の同茶会を開催させて頂きます。お楽しみ下さい。

2017年2月18日(水)〜26日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日
★2月19日(日)と2月25日(土)に大西眞紀子氏の茶席を設けます。

写真/象嵌瓶W9cmH11.8cm 撮影/田中幹人


笹山 芳人 陶展
笹山 芳人 陶展

伊賀土鍋屋の生れです。一時期は勤め人の生活を求めましたが、半泥子の茶碗と出会い、陶の生活に入りました。以来 ”30年、相も変わらず” と本人は表現されています。 そうなんだと思います。生きることは日常の連続であり、焼物を作る事が日常であり、それを30年飽くことなく積み重ねて来たと云う事だと思います。
ハタから見ていると、折々は力みなく飄々と、であるが 通じてみると大きく新境地を拓かれた様に思うのです。が、笹山さんにとっては特段の事ではないのですね。
今年も力のこもったコクのある作品を色々見せてくれると思います。お楽しみにお待ち頂きたいと思います。是非お越しを!

2017年1月21日(土)〜1月29日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/田中 幹人


謹賀新年
謹賀新年

我谷盆展では、森口氏の熱気が共感者を呼び、又時代を越えて日韓木工人に通底する心根の有る事を感じました。
韓国青松郡友好五周年は、江頭龍介氏白瓷展の両国での開催と、朝鮮時代の文人が詩歌を楽しんだ川岸巨岩上に建つ亭でのqセ朗氏の茶会で盛上がりました。
春は、故全日根陶の根強い人気に感服し、秋は、市川氏のあくまで根源を求める姿勢と中国茶の文化とマーケットの深く大きいことを教わりました。
旧友松岡氏の編集になる「京都はお茶でできている」(青幻舎刊)に、計らずも私が登場し、まわりのお茶狂いの方々を紹介する機会を得ました事、光栄でした。
糺の森を守る運動は、金銭的利益優先の町壊し阻止運動として一万二千筆の署名を集め、ユネスコ本部への代表派遣にまで歩を進めています。ご協力ご支援多謝。
商い始は正月六日(金)、 本年も宜しく願い上げます。
二〇一七年 元旦

川口慈郎


朝鮮家具展
朝鮮家具展

今年も師走は朝鮮家具展になりました。パンダヂの中には二層パンダヂが、背が高く目をひいています。小振の無金具パンダヂがあり、ユニークな姿を見せています。中肉中背落ち着いた忠清パンダヂ(表写真)など如何でしょう。他にも色々。
棚も何点か並びます。小振りに気になるモノがあります。
虎足盤は大中小とサイズが豊富で、他に狗足盤・一柱盤・四方盤・円盤と種類も充実していて、それぞれに好品です。
家具だけでなく、壁面を飾る民画やパディも、家具や台上を彩る焼物やポシャギも、折りに触れ承った皆様のお好みにお応えできる品を選んで展示したいと思います。 年の瀬でございますが、ご覧いただきたくご案内申し上げます。

2016年12月7日(水)〜18日(日)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日

写真/久保田康夫


第五回 市川 孝 拵展
第五回 市川 孝 こしらえ

工夫を重ねるモノ作り、必要なモノは何でも自ら作ってしまう市川氏、極めつけが今年の茶車でしょう。
10年以上前から台湾に通い、国内はもとより今では中国も台湾も往き来して茶を探求し、各地・各所でお茶席をひらいてきた市川氏が何処に行ってでも、お茶席が即座にひらける様に工夫したのが茶車です。
当店階上には白瓷・土瓷・木をあしらった器・木工拵えモノなど、皆様期待の品々が並び、裏庭には茶車を配し、市川茶席がひらかれます。多面的にお茶を追い続けている氏の話を聞きながら飲むお茶は格別です。茶人市川孝氏がねりあげたお茶の道具をご覧頂きます様ご案内申し上げます。

2016年11月23日(水・祝)〜27日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中 幹人


松葉 勇輝 陶展
松葉 勇輝 陶展

花器として作ったと言って、小振りの壺を持って松葉君がやって来たのは昨年の正月のことでした。花生けを思うなら「みたて」を尋ねる様にすすめ、多くの示唆を受けたと聞きました。
昨夏の陶人展には、小振りの花器だけで参加して呉れました。その初日一番に“旅持ち花器”にピッタリだと言う余島氏との出会いがありました。その思いも汲みながら様々な壺や瓶や筒を色々の土で展開してくれています。
松葉君のヒトツ道を徹底して追求する熱い想いが、協力者を呼び、この初個展になりました。松葉君の想いとワザの原点をはらんだ、多彩な小振りの器の数々を是非見て頂きたく、ご案内申し上げます。

展示協力 (花) 余島裕二 (木工) 川上宏志

2016年11月2日(水)〜6日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中 幹人


田中 茂雄 李渓窯 展
田中 茂雄 李渓窯 展

春に明日香・田中邸を訪れた時は、かき揚げと白あえ等が、それぞれ白い重匣に盛られ、黒い匣には鮮やかな紅芯大根が…。
自家採りのえんどうご飯のおにぎりがズラリと並んで、それはそれは美味しい食卓でした。
谷風の爽やかなあの離れに陶々舎のキキさんをお連れし、お茶で交歓した五月の好日のことです。
あの日案内された山あいの畑地には、大きな穴窯がひとつだけでしたが、この夏レンガを組み小振りの倒煙式角窯を増設し、目下窯と格闘中と聞いています。
その窯には、壺や瓶の花器や白瓷の碗や鉢、瓶、堅手の台皿、オンギの角皿等が用意されているそうです。初窯窯出しの作品群をお楽しみに、是非お越し頂きます様お待ち申し上げます。

2016年10月12日(水) 〜16日(日)
11:00am 〜 6:00pm 会期中無休

写真/田中 幹人


伊藤 明美 陶展
伊藤 明美 陶展

伊藤さんは、茶碗に夢中の様です。仕覆を作ったり、茶籠を組んだり…。井戸、三島、青磁、小服など色んなタイプの茶碗が並びます。
伊藤明美さんと云えば塩笥と思われていたのが、茶碗を中心に茶巾筒、振出し、茶入れ、蓋置、水指など茶陶の分野に拡がりがみられ進化されています。振出し・小さい口・小さい金平糖…と思っていたら、意外や大きな口のモノもあります。それにもちゃんと菅蓋がつけてありました。
食器、茶碗、茶道具、花器、酒器と作陶範囲を着実に拡げてきている伊藤さんの焼物を、是非ご覧いただきます様ご案内申し上げます。

2016年9月21(水) 〜 9月25日(日)
11:00am 〜 6:00pm 会期中無休
※臨時休日 8月5日(金)

写真/田中 幹人


第七回韓国古陶磁探求陶人展
第七回韓国古陶磁探求陶人展

作品展示について昨年までは、陶人一人につきパンダヂ一台の制約の中で、工夫して頂いて居りましたが、個性ある陶人の皆さんにはかなり不自由、不十分な状況にありました。 多彩な作品を生かした展示をして頂く為、今回は一人当たり、1.5 〜 2台相当の展示が出来る様、変更・改善させて頂く事にしました。
茶を飲む器の可能性を追いかけている人、茶箱仕立てにこだわっている人、陶器から磁器作りに大きく変身している人、小さな花器作りに熱中している人、それぞれに皆、熱く生き生きと焼物にほうけて居られる人達です。
魅力ある展覧会になるものと思います。暑い時季ではございますが、今年も又、是非お越し頂きます様。

(参加陶人)田中 茂雄 松葉 勇輝 菊池 克 高木 剛 江頭 龍介
               伊藤 明美 市川 孝 鈴木 大弓 西林 学 笹山 芳人 中西 申幸
(敬称略 順不同)

2016年8月6(水) 〜 14日(日)
11:00am 〜 6:00pm 会期中無休
※臨時休日 8月5日(金)

写真/伊藤 信


骨董チョガッポ展
骨董チョガッポ展

朝鮮時代の家具(蔵・篭・パンダヂ)の構造に関係している様で衣服整理の為、風呂敷≒ポジャギがかなり沢山必要だったと思われます。尚そこに、もったいない精神で奥様方が、端布をつぎ合わせて風呂敷につくり上げたのがチョガッポです。
私共、以前の展覧会ではカラフルなチョガッポもかなり紹介させて頂きましたが、此度は生成りのチョガッポの佳品が数点入手できましたので、祇園祭の頃にチョガッポ各種を展示したいと思います。縫いの確かさもあり、色々な工夫がなされており、そこかしこに当時のオモニ達の仕草が垣間見え、作られたプロセスに思いを馳せていると、時の経つのも忘れのめり込んでしまいます。そんな一端をご紹介できればと思いつつ、お越しをお待ち申し上げております。

2016年7月13日(水)〜 18日(月・祝)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/伊藤 信


江頭 龍介 青松白瓷展
青松郡・川口美術親友盟約五周年記念
江頭 龍介 青松白瓷展

一昨年青松郡の招きに応じ江頭君は、初心者に陶技を指導しながら、青松白瓷伝統技術を習得すべく、約半年渡韓致しました。その結実として、彼地にて本年5月1日から6日間、青松郡と当社の友好記念催事・日韓交流青松白瓷展を開催して参りました。その第二弾として、当展を開催させて頂きます。この二年の苦難を乗り越え大きく技巾を拡げ、新境地を拓いてきた江頭君の作品群を是非ご覧頂きたいと思います。
青松郡にも随行し心のこもった素敵な茶会を催してくれた中山福太朗氏が、当展にも茶席を設けてくれます。
息の合った二人の交流の成果としての茶碗や茶器類も並びます。
この間、私にとっても新たな経験の連続だった事を申し添え、当店での江頭君の初個展をご案内申し上げます。

2016年6月22日(水)〜26日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/田中幹人


懐想 全日根 陶展
懐想 全日根 陶展

もう5年になるんです。全さんがなくなってから…。生前あまり窯通いが出来なかった分を埋めるかの様に、5年の間に10回近く窯通いをしています。遺作は減ってきているのに、その度に新しい発見があり、懐しさとつきぬ魅力のある窯場であり、いわば故全日根の遺跡だからでしょう。
今回の陶展には、片口を沢山並べます。日本酒好きだった全さんは、酒器を沢山作りました。徳利、ぐい呑みの他に注器として、片口を好んで作っていたと思います。勿論、他の料理にも活かせる事も充分承知で色んな形の片口を作り出しています。
前回好評だった茶碗・茶器類も再登場しますし、大壷や食器、陶俑も出展致します。今回も全さんの一点をキッとみつけて頂けると思います。今年もお越しをお待ちしています。

川口慈郎

※6月5日(日)庭の片庇で岩井宗心氏によるお茶会を催します。

2016年6月1日(水)〜5日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/田中幹人


我谷盆賛
我谷盆わがたぼん

村が水底に姿をかくすのと引かえのように伝統の生命を継いで、新しい栗の木作りの盆の数々が生れてくる・・・黒田辰秋
我谷盆は1960年頃石川県山中、大聖寺川に造られたダムに水没した我谷村で作られていました。その盆は栗の単材で、ノミによる刳りものであり、内や外に丸ノミの跡が刻まれた角盆です。
我谷盆を作り続けたい。作り続けて欲しいと願う森口信一さんの呼びかけに応えた、多彩な方々に出品頂きます。
自然に寄添い、自然を生かし、作り出された木ノモノの良さを実感して頂きたいと思います。
期間中、庭の片庇を工房に提供し、森口さん他の工人の製作に、直に接して頂く試みをしたいと思います。是非ご参加ください。

2016年4月13日(水)〜4月17日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/古 我谷盆・黒田辰秋書「我谷盆賛」 撮影/田中幹人


高木 剛 陶展
高木 剛 陶展

昨年の好評をうけ、今年も同じ2月に高木展を開催させて頂きます。一段と探求を深めた粉引を中心に展開してくれます。
高木君は、各地の種々の催事に出店参加し、陶人仲間・物作り仲間と、又お客様ともつながっています。
ひととの交流が多い分、世間の話をよく聞いて居り情報量が多いと感じます。それでいて流行に走らず、むしろ流行をさけ、不易なモノを追求している様に見えます。
言い換えれば、ひとの意見をよく聞きながらも、自分の中から発してきたモノを確りつかまえようとしている人であります。
粉引の他に、鉄釉の何かも出展予定と聞いています。自分との対話の結果どんなモノが出てくるのか、愉しみです。
一年一年確実に成長してくる高木君を、皆様と共に期待して待ちたいと思います。

2016年2月20日(土)〜2月28日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日


写真/田中幹人


笹山 芳人 陶展
笹山 芳人 陶展

今年も年初の催事は笹山さんの陶展です。力まずたんたんと作陶を続ける笹山さんです。でも今展は少しイロがついています。
写真の如く、酒器を多く出品して呉れます。写真のモノは少し小振りの5点セットですが、マイグイ呑を持ち歩いて居る人達を意識して、個性あるグイ呑みも数用意しますとのことです。大壷やうづくまる花器の他、掛花生・旅枕や尺八タイプもお選び頂ける様準備しているそうです。土の塊の様な花器も来るのでしょう。食器はどんなモノが出展されるのでしょう。楽しみです。
笹山さんの主柱は、やはり茶器です。氏の手造り諸道具を使っておもてなし席もご用意します。できるだけ連日在廊し、もてなしたいと意欲的です。初春の京都へ、下鴨へ、是非お越し下さい。

2016年1月23日(土)〜31日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日


写真/伊賀徳利 W9p×H11p 撮影/田中幹人


謹賀新年

京都の町がお金優先の開発の名の下に、壊されてゆきます。梨木神社のマンション、東山山頂の展望所、アレは駄目でしょうーと思いつつ動けずにいました。昨年三月身近な糺の森にマンション建設計画が飛び出しました。これは自分も行動しなくてはと思い、自然の森・糺の森を守る運動に加わり、下鴨神社に、行政に、工事業者に、又ユネスコに、有志の皆様と共に働きかけています。京都市の不条理な対処や対応に、砂をかみながらも行動していますが、工事を止めるに到っていません。(続行中)
本業の韓国骨董につき、昨年は木ノモノ展と朝鮮家具展が開催でき幸いでした。今年春は、青松郡との親友盟約五周年に当り、韓国と京都で記念事業を計画して居ります。皆様のご賛同、ご協力を賜りたいと願って居ります。陶人・工人の展覧会も種々計画しております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
二〇一六年 元旦

川口慈郎

朝鮮後期白磁壷 W20cm×H17cm 花/西山隼人 写真/田中幹人


朝鮮家具展
朝鮮家具展

久し振りの朝鮮家具展です。せいぜいいろんな種類の家具を並べます。とは云え、やはり中心はパンダヂになります。
一概にパンダヂと云っても、色目も鉄具も違うし、サイズも色々です。巾広は106cmのモノがあります。背高は102cmのモノがあります。ペアパンダヂは、所を得れば生きると思います。パンダヂと薬チャンが一体になったモノがあります。
書案も好品が並びます。金庫書案、欅書案、抽斗書案、シンプル・スマートな書案もあります。
置床様に使えそうな床・机・台・凾などがあり、大小があります。
お宅にあうものを是非見つけて下さい。
忙中閑アリ。何かお茶など用意してお待ちします。

2015年12月9日(水)〜20日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日


写真/京畿パンダヂ W89×D43×H90.5cm 撮影/久保田康夫


市川 孝 初窯展

帰郷して独立し、以来十数年焚き続けてきた手なれた窯をこわし、そのあと、新らたな窯を築いています。
近年「茶・菓・花・器ゴト」の旗を掲げ、全国を駆け巡り、その展開で、台湾・中国にまで、活動範囲を拡げ、かつ評価を得ています。
どこまで行くのかな?と思っていたら、ちゃんと本拠に戻り、根城の改造に取組んでいたのです。深慮の人だなと感服します。
此度は初窯です。新らたな釉薬を試みるそうです。窯と火の仕事が加わるのです。思い通りにはゆかぬかも知れませんが、ワクワクして、窯出を待ちたいと思います。
新工夫を加えた茶器や花器、碗壷瓶などが焼かれます。
予想外を予想して、是非今年もお越し下さい。お待ちしています。

2015年11月25日(水)〜29日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/小急須と乳瓶(H12.5cm×W5.5cm) 撮影/田中幹人


菊池 克 陶展

この一年、食器をテーマに作陶に取組んできましたが、未だ何もつかめていません。敢えて言えば、自分も食器づくりのいち員としてスタートしたと言う所です…と謙虚に彼は言います。
食の世界は広く大きく、様々な食器が存在します。木の葉も食器たり得るのです。その中で、大海にのり出した小舟の如くタヨリナイ気持ちですが一漕ぎ一漕ぎ、手近な料理を盛りつけながら、自分の食器を作ってゆくのだと…。
茶碗に行ったり食器に戻ったり、文房具に行って食器に戻ったりしながら、作陶に没頭しています。
今年の締めの個展になります。精一杯の果実をならべて呉れます。ご期待下さい。菊池氏とともに皆様のお越しをお待ち致します。

2015年11月3日(火・祝)〜8日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/田中幹人


イラン絨毯−ガベ展

ガベの絨毯は、一畳弱のモノが多いです。テントの中の一人の居場所サイズなのだそうです。遊牧民が移動する際、筒巻にして扱える手頃なサイズでもあるのでしょう。そのサイズ感が、家の中での“自分の世界”感覚にピッタリくるのかなと思います。
天然草木染めで、手紡ぎで、手織りのオールドガベ絨毯です。おおらかな織柄、素朴な素材感が、朝鮮家具とよく馴染むと当店のお客様にもご好評頂いて居ります。
現代手織りで手軽サイズのガベおざぶも、ならびます。秋の好日、皆様のお越しをお待ちいたします。

2015年10月21日(水)〜25日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/久保田康夫・サイズ/172×114cm


田中 茂雄 李渓窯展

緑深い明日香の、水源の里に田中氏が移り住んで八年になります。
古人の焼物に近づきたいと、蹴ロクロ一本にしぼったのもこの時期からです。かなりあばれた時期もありましたが、こなれてきました。
むらはずれに薪窯を築けたのが五年後でした。初窯は荒れました。あれから三年半が経ちました。
小皿・小鉢・茶碗など食器に加え酒器・花器・茶器を、堅手,白磁,染付,井戸,粉引,三島,鉄釉,焼締などを多彩な組み合わせで出展してくれます。
ひとから教わることが得手でなく、失敗に失敗を重ねながら自分でたどりつく人です。いま充実してきました李渓窯の作品を是非ご覧いただきたく、ご案内申し上げます。

2015年10月7日(水)〜12日(月・祝)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


写真/田中 幹人


伊藤 明美 陶展

「自分が作った器をお客様に持って頂き、使って頂きたい。」
伊藤さんと少し話し込むと必ず出てくる言葉です。モノを作る人にとっては至極、当たり前のことでありましょう。
でも、ことある毎に彼女がこの言葉を使い、作陶のあらゆる場面で、意識し行動しているのは、特徴的なことだと私は思います。粉引・三島・刷毛目・白磁など彼女の好きな李朝陶磁を作りながら、モノはお客様に使って頂ける手頃な器を作っているのです。
此度の会期は9月の連休です。折角の連休に、お越し頂く皆さまをおもてなしすべく、会場に伊藤さん流の茶席をしつらえる事になりました。
彼女の茶碗には桐箱が付き、風呂敷までつける念の入れようです。
伊藤さんのこころねをじっくりご覧頂きます様お願い致します。

2015年9月19日(土)〜9月23日(水・祝)
11:00am〜6:00pm  臨時休/24日(木)


写真/田中 幹人


第六回 韓国古陶磁探求陶人展

今年も二人の若い陶人が新たに加わって呉れることになりました。一度休んでいた別の二人も再度参加して呉れることになりました。
連続して参加して呉れている方の作品も、個性は変らないナと思うモノもあり、6年で作風が大きく変ってきたナと思うモノもあります。
12人それぞれの方の今の思いを込めた作品が並びます。
どうぞ皆様、色んな個性の焼物をお楽しみ頂きます様お待ち致します。
会期中、庭の片庇で、三種のお茶席をご用意します。初日8日(土)は珈琲山居のコーヒー席、9日(日)は大西眞紀子さんの煎茶席、15日(土)は中山福太朗氏の抹茶席を設けます。陶人の器での試飲もご相談できます。

[参加陶人]
菊池 克 江頭 龍介 田中 茂雄 西林 学 木 剛 伊藤 明美
市川 孝 笹山 芳人 水垣 千悦 中西 申幸 松葉 勇輝 鈴木 大弓( 順不同・敬称略 )

2015年8月8日(土)〜8月15日(土)
11:00am〜6:00pm 会期中無休
※臨時休日/8月7日(金)・16日(日)

写真/久保田 康夫


木ノモノ・木工品展

朝鮮時代の韓国は、かなり徹底した地産地消の社会だった様に思えます。石が多い地方は何でも石で作る、木が多い山国は何でも木で作る。森や山の多い地方の人は木を見る時、何が造れるかを常に見ていたのではないか、原木の中にモノの姿を見ていた様に思われます。朝鮮時代の木ノモノは、そんな世界へ私達を導いてくれます。展示品名を書き出してみます。どうぞお越し下さい。
書案、素書床、四方天板、木彫ハムジ、木祭器、祭盆、パディ、薄型書類凾、十二角天板、小天板、カルタ版木、締具、荒彫木皿、透彫花鳥板、透彫柱飾、タジミ、柿タジミ、砧棒、バチ、斜格子、チャンムン、木彫片口、鎬片口、江原円盤、虎足盤、四方床、欅ローソク台、ジャバラ、木杯、木椀、書斎盆、托、香合、麺板、餅板、餅刀、シャモジ、菱花盤、茶入、黄楊容器、墨壺、糸巻、象嵌糸巻、針容器、凾、臼台、木臼、帽子型、書斎枕、木彫魚、亀型閂、円筒容器、ユンノリ、筆筒、瓢子杯、茶盤、民画下絵版木、民族叩楽器、版木、木活字、杼、麒麟木彫板、餅型、茶菓板等々

2015年6月13日(土)〜6月21日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日
※最終日6月21日終了後 6:30pm〜9:00pm 昨年に続き、自然によりそうともしび茶会(予約制)を開催します。
詳細はブログ又はTEL075−781−3511。問い合わせ、お申込下さい。


写真/田中 幹人


水垣 千悦 陶展

東京の八王子から大分の豊後田に移り住んで三年。焼物に熱中の生活が続いています。そんな中で、春のイブキを、季節の花の香りを感じながら作陶している水垣千悦さんです。
その焼物は、朝鮮時代の焼物と根ッコの所でつながっている様に思います。多分それは、正確さを強くは求めない心と言った所でしょうか。白磁の白さにも巾があり、面取りにもユルさを感じます。
山水などの染付も出展されますし、刷毛目や三島の食器も加わります。春の花を生けたくなる様な器も並びます。
白磁の酒盃や湯呑を使って、春暖の裏庭片庇で大西眞紀子さんに煎茶の席を設けて頂きます。
どうぞ二年ぶりの水垣展にお出掛け下さい。お待ちしています。

2015年4月15日(水)〜19日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日
※お茶席は4/16(木)と4/19(日)1:00pm〜5:00pm

写真/田中 幹人


高木 剛 陶展

今回が当店での初個展です。一昨年の夏の陶人展に参加以来既に一部のお客様にはおなじみ頂いて居り、それ以前にも百万遍手づくり市の出展常連であったことで、引き続きごひいき頂いているお客様も居られ、有難く思って居ります。
韓国古陶磁が好きだと言うだけあって、私共の店に来るとかなり熱心に焼物を観てゆかれます。それだけに出展品には朝鮮の焼物の雰囲気がただよっています。高木氏の粉引は人気がありますし刷毛目、三島、焼〆も手がけてこられました。今回は堅手も加わり、力量アップを感じます。ぐい呑、台皿、碗の他、蓋付壺、徳利、急須も注目されています。内に外に意欲的に研究勉強に励む三十六歳、若き陶人です。是非ご来店ご覧いただき、ご助言賜われれば幸いに存じます。

2015年2月21日(土)〜3月1日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/田中 幹人


笹山 芳人 陶展

二年振りの個展です。その二年の間に還暦を迎えられたそうです。日本芸能の極み、能楽を観る為、毎月京都にかよって来られていたのは10年ほど前のことでした。
陶の道の内と外を、色々の面から探求して来られました。愈々佳境に入られたと感じて居りますが、笹山さんご自身は、至極たんたんと過ごされて居ります。
今展も茶碗を中心に据えつゝ、伊賀、刷毛目、イラボ、粉引などの茶器や湯呑、飯碗など日常使いの食器や酒器も並びます。
熱烈なファンを持つ個性的な花器も充実して居ります。豊富な品揃えをお楽しみ下さい。
期中、1月31日(土)は、店内で、笹山さんの茶道具一式を用いたお茶席を新進茶人中山福太朗氏が開きます。
是非ご来店頂きますよう、お待ち申し上げます。

2015年1月24日(土)〜2月1日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日

写真/伊賀茶碗 W12cm 撮影/田中幹人


謹賀新年

昨年五月は、二十余名の韓国青松郡友好訪問旅行が実施でき、且つ青松白瓷工房に研修生を送る事ができ、親友盟約が実をあげています。
店と母屋を結ぶ杉歩廊が完成し、夏至のともしび茶会にも役立ちました。
茶道部長中山福太朗氏の一昨年からのたゆまぬ活動と多くの協力者のお力添えで、故全日根茶碗展・茶会が盛り上がり、多数の賛同を得ることができました。有難く御礼申し上げます。
今年は個展催事を毎月一回におさえ、充実させて参りたいと存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
二〇一五年 元旦

川口慈郎

欅冊パンダヂ W94cm D40cm H63cmと笙H43cm 写真/伊藤 信

[年初催事] 笹山芳人 陶展  1月24日(土)〜2月1日(日)
        高木 剛  陶展 2月21日(土)〜3月1日(日)


菊池克 陶展

今年は食器をテーマに取組んでいます。角皿や丸皿に加えて、台付皿も作っています。飯碗や小鉢など鉢類にもひろがっています。と聞き楽しみにしています。この秋、声がかかり東京でも個展を開く事ができ、一段と充実した作陶を続けられている様子です。
文房具、茶碗など以前から取組んできたジャンルに加え、日常的食器に取組む事で、菊池氏は、大地を確りつかむ作業をしている様に思えます。文化的素養を有し、着実に巾を拡げながら大道をゆく、氏の姿を頼もしく思っています。
色々のジャンルの作品、ジャンルを越えた楽しい作品の中から、あなた様に似合う一品をお選び頂きます様お待ち致します。

※12月14日(日)、菊池氏の茶碗による茶席を、茶人中山福太朗氏が催してくれます。

2014年12月10日(水)〜14日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中幹人・サイズ/角皿巾21p


第四回 市川 孝 こしらえ(こしらえ)

“旅する茶ゴト”を旗印に、作った器をコトに託して、市川氏は今年も全国を飛び廻りました。中でも夏に仙台で行われた、蓮池に舟を浮べての茶ゴトはいかにも市川氏らしい、器と時間の楽しみ方の提案だったでしょう。
当店の拵展では、市川氏の原点、工夫を重ねるモノ作りに焦点をあて、同氏の拵力を観て頂きたいと思います。今回“とっておきの一品を生かす器”をテーマに、色々の器を作って頂きました。とっておきの料理を盛る食器、とっておきの花を生ける花器など、並ではない、深まりのある器を観て頂きます。小皿一つにも精根が込められています。茶器、花器、食器に拵えものを加え、充実したモノ作りを是非ご覧下さい。

2014年11月26日(水)〜30日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

写真/田中幹人


故 全日根 茶碗展

茶碗も作ってみるのだが、底がへこんでないとイケないとか、色々約束があって、結構むずかしいですワ、と生前全さんから聞いたことがあります。
私は、茶碗が出来たと全さんが持って来るのを待っている気でした。亡くなって、全さんの窯場に行ってびっくりしました。茶碗が沢山あるのです。あんな風に言いながら織部風のものや、安南風のもの、オリジナルなものなど色々作っていたのです。
みたての心でみると、キワの茶碗が多く、非常に愉しいと茶人福太朗君の感想です。ならば、皆様に全さんの茶碗を紹介してみようと思いました。没後3周年、11月19日の命日を期し、茶碗展を開催させて頂きます。茶碗として使って、観て頂くのが良かろうと下記の様に茶会を開いて頂きます。
お好みにかなう一点を見出して頂ける様祈っています。

11月19日(水)川口美術 片庇 11月22日(土)陶々舎
11月20日(木)川口美術 片庇 11月23日(日)岩井邸
11月21日(金)川口美術 片庇

ご出席ご希望の方、詳しいご案内は075-781-2255(TEL・FAX兼用)にご請求下さい。ブログでもご案内致して居ります。

2014年11月19日(水)〜23日(日)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜

写真/田中幹人


民画文字図展

子供の頃夢中になって読んだ「南総里見八犬伝」は、儒教が根底にあり、仁義禮智忠信孝悌の八文字が八ツの玉にあったんだ…朝鮮民画の文字図、孝悌忠信禮義廉恥の八文字を見た時、昔を思いだしました。
較べてみると、日本の八文字には仁と智があるが韓国の八文字には廉と恥がある。この二文字の入れ替りは、当時の国状や国民性や様々なお国柄が影響している様に思いますし、文化の伝播は、そのように状況に応じ変化しながら、拡まってゆくのだなと思います。
文字図にも色々なタイプがあります。そればかりでなく、皮筆(飛白文)と呼ばれる、筆法に特徴のあるものもあります。多彩な文字図の世界におはいり頂き貴方好みをお見つけください。

2014年11月1日(土)〜11月16日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中4日・10日・11日は休日です。

写真/田中幹人


伊藤 祐嗣 金工展

春五月、韓国青松旅行に同行し、周王山の渓流を眺めながら、朝茶をよばれながら、又安東に向うバスの中で、会話がはずみました。時に秋の個展にも話がおよび、楽しい旅行ができました。六月京都で会った時は、庭での煎茶席に誘いお茶のエキスを愉しみ、古道具店に同行し、初夏の一日を楽しみました。
便りによるとその後、煎茶的なお茶を独り愉しんで居り、茶道具にみたてられるモノづくりを目指しているとの事、さて何が。水滴、筆置など文房具系のモノや、生活の場で花を楽しむ小花器や、吊り花器などが並びます。鉄鉢型の大鉢や、伊藤さん得意のパエリアパン大・小などレパートリーの広い所を見せてくれます。あなたの生活を豊かにしてくれるモノがきっとあります。
どうぞお出掛け下さい。

2014年10月22日(水)〜10月26日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

※10月25日(土)は裏庭の片庇で、大西さんの煎茶席を開きます。お愉しみに。

写真/田中幹人 サイズ/右端高さ13p


―イラン絨毯―
OLD GABBEH展

イラン革命前、1940〜50年代のイランには近世社会の生活が随所に残っていて、ゆっくりとした時が流れていた時代だったのだろうと思います。その頃のガベは、主に、身近な家族や身内の遊牧生活の必需品として織り上げられました。飾らぬ生成りのガベに良いモノが多いのも納得です。文様を織り込む時も、身近な動物や植物、周りの自然のモノやコトを素朴に織り上げた絨毯が多く、親しみやすく、やさしい絨毯です。
9月欧州の市場から持ち帰られるモノを含め、佳き時代の良きモノが並びます。どうぞ、ご自身の心地良い居場所の為の一点を見つけにお越しください。

2014年10月8日(水)〜10月13日(祝・月)
11:00am〜6:00pm 会期中無休

今後の催事予定/・伊藤祐嗣金工展10/22〜10/26・民画文字図展11/1〜11/16 ・故全日根茶碗展11/19〜11/23・市川孝拵展11/26〜11/30・菊池克陶展12/10〜12/14

写真/伊藤 信・サイズ/176×119p


第五回 韓国古陶磁探求陶人展

恒例となりました盛夏の催事、陶人展です。近くの糺の森では、伝統行事になりつつある古本市が開かれる時期です。陶人の皆さんの努力により、きっと、良いモノ、優れたモノ達が沢山顔を揃えてくれると思います。
会期中、8月10日(日)庭の片庇に、煎茶席を設けます。8月16日(土)には抹茶席を設けます。お茶を飲みたくなる展示品がありましたら、庭の茶席でお飲み頂ける様計らいたいです。
常連ごひいきの方に加え、今年新たに加わって頂いた三氏にもどうぞご期待下さい。是非お越しをお待ちしています。

菊池 克  森岡由利子  伊藤 明美  高木 剛  高  萬慶
市川 孝  笹山 芳人  中本 純也  西林 学  田中 茂雄
(新参加)
朴 相彦  中本 理詠  江頭 龍介 (順不同・敬称略)

2014年8月9日(土)〜16日(土)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


初めての韓国買付けレポート

1月下旬の極寒の韓国へ、初めての一人で買付けに行くことになりました。寒さを覚悟して防寒重装備で出かけましたが、天候急変で韓国の人が「春が来た」と言っていたほど穏やかな気候でした。一口に韓国骨董といっても焼き物から、家具類、木のモノ、金モノ、布モノ、絵画等々と幅が広いものですが、今回はパディとタディミなどの木のモノに限っての買付けと指示を受け、不安ながら出発しました。
3日間かけて、川口さんの馴染みの店を見て廻り、自分なりに納得出来る品を見つけて買付けることが出来ました。家具類も良い物があり、トンケと豆櫃、香床や格子戸も見つけ、それに石瓦も買えました。これらの品が2月20日頃には届く予定です。初買付けの着荷が楽しみです。
皆様のお気に召すモノが一つでもあります様願っています。

福桜博一


謹賀新年

昨年は私共の店の開業二十周年で、数多くの催事を実施させて頂き、多くの熱いご声援を頂き、誠に有難うございました。
十一月の青松展では、日頃親しくして頂いている四店のご協力を得て、催事が大いに盛り上がりました。その勢いにのって、五月に予定の青松旅行も多数の申込を頂き、早や秋にもとの声まで頂いており、喜ばしいことです。
今冬は、催事のないスローな営業を行い、暖春からの活動に備え体調を整えたいと考えて居ります。
皆様のご健康をお祈りし、併せて、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

二千十四年 元旦


開業20周年記念催事
伊藤 明美    陶展

伊藤さんは福岡県田川市で作陶されて居り、私共の韓国古陶磁探求展に毎年参加して頂いている方です。韓国の焼物に憧れ、粉引、三島、灰釉、堅手、白磁などを良くされます。
なかでも粉引塩笥茶碗への傾斜は並ではなく、それが彼女の作陶の芯になっていると思います。
伊藤さんが陶の先輩と会話している所に居合わせました。お茶碗にしては安価過ぎるので値を上げてはとの言に、彼女は、お客さんに使って頂きたいので値は上げたくありません。箱を付け、風呂敷を作っているのも、お客さんに持って頂く為ですから・・・と答えて居られました。お客様に買って頂き、持って頂き使って頂くことの強い信念を感じた会話でした。
今回は明器の形を生活の場にと云うテーマで当展を特徴づけて下さいます。ご期待頂きご来場賜ります様お待ち申し上げます。

2013年12月4日(水)〜12月8日(日)
11:00am 〜 6:00pm  会期中無休
※最終日には九州から届く羊羹と塩笥茶碗で茶人中山福太朗氏のお茶席があります。


開業20周年記念催事
市川 孝    花遊び の道具展

以前から川口美術が催す「花遊び」に魅かれて居り、みたて・西山氏の協力を得て20 周年に花を添えたいとの提案を受けました。
花遊びの時・場を思い、花入を中心に、そこに必要な物を色々拵えてくれるそうです。市川氏流に思索を重ね種々試みた花入や花道具を早く見たいものです。
会期中の28日(木) と29日(金)を花遊びの日とし、両日の午後2 時からは西山氏が花遊びに加わって呉れます。花遊びをしたりその道具の使い方などトークのあるお茶タイムもお愉しみ頂きます。
人気の急須など茶器、食器、拵えモノもいろいろ陳びます。師走のせまったこの頃ですが、どうぞ心愉しい市川展に是非お越しください。
尚西山氏による花遊びは、後編があり、紫竹のみたてで少し形を変えて12月7日(土)・8(日)にも催されます。どうぞこちらにもお出掛け頂きます様お願いします。詳細はみたてのHPなどをご覧下さい。

2013年11月27日(水)〜12月1日(日)
11:00am 〜 6:00pm  会期中無休


開業20周年記念催事
スローシティ青松展

2011年韓国慶北の青松郡と親友盟約を結びました。初年は締結記念陶人展を2年目は青松白瓷展を催し、3年目の今年は多くの友人の協力を得て対象を観光物産に拡げスローシティ青松展を開催させて頂きます。
青松郡は、古都慶州の北方に位置し国立公園周王山の麓に広がる自然豊かな山間の地で、朝鮮時代に五人の王妃を送り出した名家沈氏の故里でもあります。ミネラル豊富な水が湧き出し、薬水や薬水料理として親しまれています。昔ながらの四日市や九日市の市がたち、その盛んな様はまさにスローシティだと得心いたします。そんな青松郡を皆様にお伝えしたくこの展を開催させて頂きます。協力四店では青松リンゴのデザート他取組みを頂いています。詳細はブログやチラシをご覧下さい。

  詳細パンフレットはこちら

主催 : (有)川口美術共催 : 大韓民国慶尚北道青松郡
協力 : 自家焙煎WEEKENDERS COFFEE ・ 和洋家庭料理 雲心月性
          器と道具・喫茶室 木と根 ・ grill&cafe 猫町
協賛 : (株)ブリッジコーポレーション

2013年11月13日(水)〜11月19日(火)
11:00am 〜 6:00pm  会期中無休


開業20周年記念催事
韓国骨董展

ご挨拶

お蔭様で11月1日、私共川口美術は開業20周年を迎えます。開業時は新羅土器が中心だった事、3周年で朝鮮家具展を催し韓国骨董店へ一気に進んだ事など思い出します。
今展はその20年の集大成として色々のジャンルの韓国骨董を出来るだけ多種並べてみたいと思います。馴染みのモノもあれば初見のモノもあると思います。改めてこんなモノを持っていたのかと我ながら驚いたり、今在るモノを並べているとお客様にお納めした今無いモノを思ったり、仕入れた時の様子を思い出したり、していて、整理がはかどりません。
師を失った事、賊に入られた事、家内を亡くした事、大文字の景観がふさがれた事など色々ある中、ここまでやってこれたのはひとえにお客様皆々様のお支え、交わりがあったればこそです。骨董街でもない此地でポツンと営業して参り、よくぞこれまで続けさせて頂きました事、感謝して居ります。本当に有難うございました。
これからも精進致しますのでどうぞよろしくお導きくださいます様お願い致します。ご来駕お待ち致して居ります。

川口美術 代表 川口慈郎


写真/ツキアカリ  田中幹人    花/みたて  西山隼人

2013年11月1日(金)〜11月10日(日)
11:00am 〜 6:00pm  会期中無休
※ 10/30・31は当展準備の為臨休とさせて頂きます。
※ 11/1は(煎茶)大西眞紀子さん、11/10は(抹茶)中山福太朗さんに祝賀茶席を開いて頂きます。


開業20周年記念催事
菊池 克 陶文房具展

菊池さんがこの一年、陶文房具作りに精力的に取り組んでくれました。2年前、私共の陶人展に参加してくれた時既に水滴が出品されていました。昨夏の陶人展では、力作の透彫筆筒を出展してくれました。此度は、それをもう一歩、もう二歩進めた巾広い陶文房具への取組みです。
韓国骨董の中で、書斎で使われた文房具は特に大事に作られたモノで其々が個性的で、優れたモノ面白いモノが多いのです。時代は異りますが、菊池さんは一つ一つ確り練り上げたモノ作りをされています。写真はスペイン飲水壷形水滴です。留学時代5年間の生活に根ざした身近に親しんだ形を水滴に練り上げられたモノです。菊池さんの真摯な取組みの果実を是非ご覧頂きたくご案内申しあげ、お待ち申し上げますます。

2013年10月23日(水)〜10月27日(日)
11:00am 〜 6:00pm  定休日/月・火曜日


開業20周年記念催事
田中茂雄 李渓窯展

初夏に明日香村の田中氏から、スモモの手造りジャムが届きま した。集落から預かった段々畑で採れたモノです。スモモは李 ですと言葉が添えられていました。
井戸茶碗に魅せられ作陶の道にはいり、李朝の焼物を探求している田中氏がたどり着いた明日香村栢森が李の里でもあったのです。ならば、窯名を李渓にしてはと応えました。
薪窯もやっとなじんで参り、充実した作陶に取組める今秋から李渓窯を名乗ることにしますと嬉しい返事がきました。
今展は、ぐい呑、徳利など酒器をはじめ、豆皿など小料理食器を種々工夫してみました。ひも作りで蓋物や水指、菓子鉢を作りました。井戸など茶碗も見て頂きたいものです。
秋がやって参りました。是非お越しをお待ち申し上げます。

2013年10月9日(水)〜10月14日(月・祝)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日


開業20周年記念催事
オールドガベとオリエント考古美術展

オールドガベを紹介して7年になります。その間、岡山の小野善平氏にお世話になりました。少数ながら確実に良いモノをお届け出来た事を喜んで居ります。
小野氏は民芸運動の盛んな岡山の地に育ちオリエント考古美術に魅せられ、骨董の世界にはいられたとの事。20周年記念として氏の蒐集品を展示即売頂く事になりました。当店では日頃見て頂けない5000年も前のモノなど古代の異文化の世界をお愉しみ頂ければと思います。
今年もオールドガベの好いモノが陳びます。是非ご覧頂き、今年こそ如何ですか。ご来店お待ち申し上げます。

2013年9月18日(水)〜9月23日(月・祝)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日


開業20周年記念催事
新羅土器展

久しぶりの土器展です。20年前、私共の店は“新羅土器を花生に!”をコンセプトに開業いたしました。
数年前“この本にはびっくりした”と帯の付いた「ローマ文化王国─新羅」新潮社刊に出会いました。ガラス工芸界の大家と思っていた由水常雄氏の著書で驚きでした。以前から把手付カップ形の新羅土器に西洋のニオイを感じ不思議に思っていた事がこの本で美事に解明されて居り、感服したものでした。
今展では把手付新羅土器の色々を並べます。ユーラシア大陸を意外に大きく移動していた古代の人達、そしてその文化の交流に思いを馳せて下さい。
尚、恒例の花遊び≠下記により催します。是非お気軽にご参加下さい。ご来店をお待ち申し上げます。

2013年9月4日(水)〜9月8日(日)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日
花遊び:7日(土)・8日(日)


開業20周年記念催事
第四回 韓国古陶磁探求陶人展

8月1日(木) を初日とさせて頂きました。木曜日スタートです。
今年は、 三人の陶人に新たに加わって頂きました。新しい個性を見せて頂くのを楽しみにしています。当展も回を重ねて参りましたので、新しい試みとして合同の展示スペースを作り14人全員の片口を並べてみたいと思います。
勿論、当展の出展品目は基本的に自由であり、各陶人が今作っているモノ、お客様に見て頂きたいモノ等を自由に持ち込み自分スタイルに展示して頂くことにして居ります。14陶人それぞれの個性をお楽しみ頂きます様ご案内申し上げ、ご来店をお待ち申し上げます。

森岡由利子  喜多村光史  田中 茂雄  笹山 芳人  市川  孝  中本 純也  荒賀 文成
西林  学  中西 申幸  水垣 千悦  高木  剛  菊池  克  伊藤 明美  高  萬慶(順不同・敬称略)

※期間の中央8月7日(水)はWEEKENDERS COFFEEの金子将浩さんが庭の片庇で、スペシャルコーヒーを淹れて呉れます。お愉しみに。

2013年8月1日(木)〜11日(日)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日


開業20周年記念催事
伊藤祐嗣 金工展

骨董屋には色んなタイプがあります。中でも、長安坪のトンインバンは独特です。それは彼がイツモ執筆中である事です。専門の朝鮮家具の著作が三冊あります。それに留まらず、家具に使われた「釘」だけで一冊の本を著わしてしまいました。
伊藤祐嗣さんも、この本をイタク気に入って呉れ、美事なデータベースの著作だと共鳴したものでした。それは数年前の出来事で朝鮮家具の鉄金具に強く魅かれ感心する事しきりだった伊藤さんに、その著作を見せた時の事でした。
伊藤さんの仕事は、かなり幅広いのですが、送られてきた小品の中に高麗の美意識に通じるモノを感じ嬉しくなりました。金工展は当店では初めてです。是非一生モノのご自身好みの品を見つけに、お越し頂きます様お待ち申し上げます。

2013年6月26日(水)〜30日(日)
11:00am〜6:00pm 会期中無休


開業20周年記念催事
涼感 韓国骨董展

朝鮮時代、涼感の為に用いたモノや、現代私達の涼を誘うモノを、韓国骨董の中から探してみました。オンドルの床の上にスノコ仕様の平床を置き、足元の汗ばみを避けていました。親友が来た時には、その上で囲碁などを愉しんだそうです。
民画の水中遊魚図も涼感を呼ぶモノです。何と多様な魚が描かれている事か。のみならず、藻や貝や蟹などの小生物まで、まるで水の中にもぐっている様に描き込んでいます。
紙をハガした格子戸は、涼しげなモノです。夏物の衣服の端布で作られたチョガッポも元の用途は風呂敷ですが、タペストリーとしてみたてると涼風を誘います。杼や篭も使えます。
やがてやって来る猛暑に備え、涼感を呼ぶモノを見つけに、是非お越し下さい。

2013年6月5日(水)〜6月16日(日)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日


開業20周年記念催事
故 全日根 名残展

ご家族が整理された遺作の中に、初期のタイプの湯呑みを見つけ、懐かしさがこみあげました。全さんは、湯呑みをよく作りました。今回は種々の形の湯呑みを集めてみました。お茶碗も色んな形を試みていた名残があり、並べてみます。
食器セットはもう少ないですが、一品一品の器をお楽しみ頂ける様並べます。是非思い出の一品をお選び頂ければ幸甚です。
5月25日(土)は、故全日根氏を偲んで、彼の茶碗で、お茶を飲んで頂ける様、若い茶人中山福太朗氏のお茶席をご用意させて頂きます。
お越しをお待ち申し上げます。

2013年5月18日(土)〜5月26日(日)
11:00am〜6:00pm 定休日/月・火曜日


開業20周年記念催事
朝 鮮 民 画 展

朝鮮民画はオトボケ画だけではありません。だけではないが、家具にも民画にも相通じる不思議なゆるさ、ゆらぎを感じ魅かれます。特徴的な民画として、文字図があります。多くが儒教を説くキイワードであり、部屋を飾った屏風に配し子供の目に触れさせていた姿勢に感心します。種々のタイプがあり、文字にちなむ昔話のテーマを絵として文字に絡ませるタイプや筆跡の中に組込むタイプ、直線を多用するタイプ等々があります。
冊架図も特有のジャンルです。彼国18C頃、漢籍や古文物の蒐集に傾倒する文人達が居て、ある種中国骨董ブームだったとの事。冊架図に描かれている書物や陶磁器は、まず中国物であり成程と合点がいきます。
勿論、山水画、花鳥画、遊魚図、故事画などもあり、画院の手のモノもあり、旅廻りの画家風のモノもあり多種多様です。限りなく魅力あふれる朝鮮民画の世界へどうぞお越しください。

2013年4月24日(水)〜5月6日(月)
11:00am〜6:00pm 4月30日(火)は定休日


開業20周年記念催事
水垣 千悦 食の器 展

あれから10年になります。柔かい感じの白磁の面取壺でした。思いがけず若い若い女性が、キッパリとこれ下さいと言われた時の戸惑いを今も憶えています。少しマケますと言ったら、すかさず、それなら別のこの皿もほしいんですと返ってきて、お美事と思い、話を少し聞かせて頂きました。神保町時代の李白で働いた事があり、陶を志し、園部の学校に通っていると。やっぱり並ではない心を持った人だと思ったことでした。
八王子で窯をもたれていた時期、上京する機会がありお会いしました。李白の宮原さんが娘をよろしくと云う風な言い方をされ、良いナと思い、光栄に思ったことを想い出します。
10年いだいてきた個展の期が参りました。千悦さんのスキッとした食器達は、きっと皆様に喜んで迎えて頂けると思います。陽春の候、どうぞ皆様、ご光来お待ち申し上げます。

2013年4月17日(水)〜21日(日)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日


開業20周年記念催事
骨董 青松白瓷 展

20年前、開業の頃、先輩骨董屋さんに教えてもらったままに買い売りしていた、その頃、これも李朝で青松白瓷です・・・と言われても何か腑に落ちないモノがありました。色も形も違うし、軽いし、瓶の胴は丸ッこいし、首元に輪線がはいっているし、何か違うと思っていました。韓国からやってきていた高さんが、青松はさ程古くなく100年位のモノで他とは違っている、会寧と青松は変わっているが李朝だと教えて呉れました。
その言い方に妙に納得した事を思い出します。以来、家具買い付けの傍ら、カワリモノを見つけては店に並べて参りました。
20周年を機に私の元に集まってきた骨董青松白瓷をご披露し、皆様にその面白さを感じて頂ければと存じます。
どうぞご来店賜りたく、お待ち申し上げます。

2013年3月20日(水・祝)〜31日(日)
11:00am〜6:00pm 定休 月・火曜日


開業20周年記念催事
梶原 靖元 陶展

梶原さんは腕利きの唐津の陶工です。
唐津の古窯跡をくまなく巡り、探索し、近年は古唐津のルーツ韓国の窯も数多くをたずねて居られる大変研究熱心な方です。
此度の出品は、私どもの店で見た新羅土器に心ひかれて、鉄釉で焼いたモノを出展しますと聞いていました。
届いたモノを見てビックリ、感心しています。私共は、日頃経年変化した新羅土器をみていますが、もしかしたら、出土前・ 1500年前はこの様なモノだったのではないかと思う位、風格があるモノでした。 白磁堅手を加え、白と黒の調和の美しい展になると思います。
是非ご高覧頂きたくご来場お待ち申し上げます。
※3月9日(土)は、梶原さんのお茶碗で若い茶人のお茶席をご用意します。

2013年3月6日(水)〜10日(日)
11:00am〜6:00pm 定休 月・火曜日


開業20周年記念催事
喜多村 光史 陶展

56才でゼロから出発した骨董屋としては、なんとか20年と云うのが正直な所です。当店では2階をギャラリーとして企画展を催してまいりましたが、もうその古株が喜多村君と云う事になるのです。
最初の頃は育ちの早い粉引に血道をあげていたのを思い出します。
粉引、堅手、白の器を追いかけていました。その頃からロクロの手際は際立っていました。近年は鉄釉に傾倒し白の器をベースにしながら、鉄のあしらいに工夫をこらして参りました。此度は刷毛で鉄砂をあしらう鉄砂の器を新出して呉れました。新しい試みを加えた作品群を是非ご覧頂きたく、ご案内申し上げます。
鉢、碗、片口、湯呑、板皿など取揃えてお待ち申し上げます。

2013年2月6日(水)〜11日(月・祝)
11:00am〜6:00pm 定休/月・火曜日(祝日は営業)