川口美術

2022.7.22 update


今後の催事予定
※状況により内容変更がある場合は、ブログやInstagramにてお知らせ致します。
※ご予約優先の営業とさせて頂いております。
ご予約は[ kawabi.jp@gmail.com]までお願い致します。

2024年
■伊藤祐嗣 金工展          3月20日(水)〜24日(日)
■菊池克 文房具展          4月17日(水)〜21日(日)
■第四回さつき工人展       5月1日(水)〜5日(日)
■韓国骨董一品紹介          5月22日(水)〜26日(日)
■水野悠祐 木工展          6月5日(水)〜9日(日)
■チョガッポ展                7月3日(水)〜7日(日)
■笹山芳人 陶展             7月17日(水)〜21日(日)
■韓古陶探求陶人展          8月7日(水)〜11日(日)


菊池克 第四回文房具展

   国東半島の「陶迦葉」を訪ねたのは、前夜の雪で海は波高く九州の交通が大幅に乱れた正月下旬でした。
   半島中央に連なる山裾に並ぶ、住まいと工房、窯場が根を張って繋がっている様に感じました。菊池氏が早朝に読経をする、ほど近い無住寺を案内してもらい、そこに古代の仏教が今に息づいているのに驚き、国東の奥深さを垣間見た思いです。
   朝鮮時代の文人は山野に遊ぶのを好んだと聞きます。山の清水を汲むとき、酒を飲むとき用にカップを腰に下げていました。瓢のほか色んな素材のものもあるのだが瓢子杯と呼ばれています。瓢箪は古来、人の生活に密着し様々に使われ、瓢形も親しまれてきました。
   今展写真は水滴六瓢です。無病(ムビョウ)に通ずとかけた作品です。各種文具の他、食器類や千手を目指す菩薩手コーナーもあり、いつもながら機知に富んだ作品が並び愉しい文房具展が想えます。

   2024年4月17日(水)〜21日(日) 12:30〜17:30 
   予約歓迎(kawabi.jp@gmail.com)
   写真/六瓢水滴  撮影/伊藤 信


伊藤祐嗣 金工展

   伊藤さんの友人に、全国の酒蔵に詳しいはせがわ酒店の専務がおられます。仕事でつながる方ですが、何かと言って一緒に旅もする相棒であり、酒好き仲間です。
   まして、江戸は神田の寿司屋の孫で、上野の芸大でものづくりを覚えた人とあれば、料理用具や酒器類が得意な金工人、稀有な工芸家であることが腑に落ちます。
   滋賀に昔から朽木盆があり、不思議と楕円です。それは九九曲がり谷川奥の木地山邑で、生木をロクロで挽き、冬場の里で塗上げた物だろうとの話がうけて、今展は楕円テーマにして頂くことになりました。 楕円鍋は煮上がったものを移す時など抜群の使い良さがあり、楕円盆はお一人用茶菓セット置きとして特有の治まりがあります。その他酒器、花器や茶器など多彩な作品が並びます。
   *伊藤展でチャイを呈茶したいと、南インドの茶園から帰国した旧知の名和靖高君が3月23日(土)庭の片庇でチャイを入れてくれます。

   2024年3月20日(水・祝)〜24日(日)
   12:30〜17:30 予約歓迎(kawabi.jp@gmail.com)
   写真/楕円色々 於spina pesce工房 撮影/伊藤祐嗣


舎廊房隅
舎 廊 房 隅(サランバングウ)ご案内

   昨年1月から個展やグループ展のギャラリー営業を、外から入りやすい1階に移し、2階は韓国骨董専門用エリアに致しました。
   2階の展示法につき、個別商品の展示に加え面の展示が出来る様、2階奥に三畳間の様なスペースを造り、9月後半から舎廊房風の展示を試みてまいりました。
   開店記念日11月1日を期し、その場所を「舎廊房隅」と名付け、書斎用品や文房具を中心に展示して参りたいと思います。
   とは申せ、限られた店内に設けたスペースなので、三畳間程度のスペースに向いた小振りの催事を種々工夫してみたいと思って居ります。
   京都の秋も日々深まって参ります。こちらにお出掛けの折には、お立寄り頂き、ご覧いただきます様ご案内申し上げます。

川口 慈郎

過去の催し


ブログをアップいたしました。
こちらからご覧頂けます。


川口美術では、朝鮮家具をはじめとして韓国の骨董を専門に扱っています。
特に高質で個性のあるパンダヂを豊富に展示しています。 また、陶磁器、ポジャギ・チョガッポ、木ノモノ、石ノモノもあり、文字図・冊架図など民画もございます。
陶磁器は花器として使える物を中心に、新羅土器をはじめ韓国の古い焼き物を集めています。中心価格帯は家具、陶磁器とも10万〜60万円くらい、ほとんどの商品に定価が表示してあり、安心してお買い物して頂けます。
また、韓国骨董に惹かれ、ものづくりをする現代陶人・工人の個展も定期的に開催しています。
皆様のお越しをお待ちしております。


地図。ちょっと小さくてすみません。

京阪電車、叡山電車、市バス、京都バスの出町柳駅から徒歩3分程です。

京阪電車の叡山電車側出口から出て河合橋を渡り、すぐ右の道(下鴨東通)を入り右側4軒目です。


※2019年10月1日より、店内表示価格の10%の消費税がかかります。
お支払いには各種クレジットカードをご利用頂けます。


骨董&ギャラリー 川口美術

京都市左京区下鴨宮河町62-23
Phone: 075-781-3511   Fax: 075-781-2255   営業時間: 12:30〜17:30(月・火曜定休)