川口美術

2022.7.22 update


今後の催事予定
※2019年4月1日より、営業時間を12:30〜17:30に変更しました。

2023年
■光藤佐 陶展                              3月1日(水)〜5日(日)
■伊藤祐嗣 金工展                        3月21日(火)〜26日(日)
■菊池克 陶展                              4月12日(水)〜16日(日)
■第三回さつき工人展                     5月1日(月)〜5日(金)
■全日根展                          5月24日(水)〜6月4日(日)


-川口美術30周年記念-光藤 佐 陶展
-川口美術30周年記念-
光藤 佐 陶展

   3年振り3回目の個展です。初回展で独特の深海瑠璃釉を編み出した人として紹介しました。
   今回、窯・工房を訪ねてみると、淡いグレーの小瓶が目に止まり、これが瑠璃釉系の深化した作品と聞き驚きました。
   その側に淡いピンクの小瓶があり、尋ねると、辰砂系の焼物とのこと、これもまた更なる探究の賜でした。光藤氏のとどまることのない探求心に感服したと同時に、2点に共通するこの淡さこそが氏の一つの到達点ではないかと思えたのでした。
   一方で怪獣を飽くことなく作り続けている不思議さが、作品魅力の幅広さ奥深さに通じるのだなと腑に落ちました。
   定評のある食器をはじめ多彩な作品が会場に並びます。どうぞお愉しみ下さい。

   2023年3月1日(水)〜5日(日)
   12:30〜17:30 予約優先 会期中無休


-川口美術30周年記念-伊藤祐嗣金工花器展
-川口美術30周年記念-
伊藤祐嗣金工花器展

   30年前にイタリア留学から帰国後の第一作は花器だったと聞いて驚きました。留学中に訪れたギリシアの細長い壺が忘れられず、自身の工房でそのイメージを掛け花生けに仕上げたのだそうです。
   以前当店で観た朝鮮時代の朱塗り手燭から着想を得た手燭花器は、装飾と実用の絶妙なバランスが大変人気です。
   30年前に千葉と京都で、奇しくも駆け出し時に、花器に取り組んでいた縁を想い、旧作を含め四十数点の花生けを展示致します。
   京都で出会った煎茶に導かれた茶托やそのアレンジとして菓子皿など多様皿も楽しく叩き出していますと便りが届いています。
   正倉院前所長西川明彦様が親友伊藤氏の金工展にお越しの機会に舎廊房隅で、講話会をして頂ける事になり有難く思っております。
   30周年記念展をお楽しみ下さい。
   ※22日(水)には2階奥、舎廊房隅で大西眞紀子様の煎茶席をご用意させて頂きます。

   2023年3月21日(火・祝)〜26日(日)
   12:30〜17:30 予約優先 会期中無休


-川口美術30周年記念->第十回菊池 克陶迦葉展
-川口美術30周年記念-
第十回 菊池 克陶迦葉展

   『千手悲願』佛手は9年前の文房具展に筆架として出展して以来、折にふれ制作してきた、なじみのアイテムでありますが、昨年、三十三間堂の千手観音坐像、千手観音立像千一体を拝観して感動しました。
   掌の中にある眼に心打たれ、その眼が衆生を見守り、そして救済する手だと聞き得心しました。
   此度、新ためて千手の菩薩手を作ることを目指したいと思います。
   十回目の個展であり、縁ある川口美術30周年記念展でそのスタートを切る決意をし、制作に励んでいます。
   悩みや苦しみ、自信が無くなった時の拠り所である懐中仏のような存在になればと思い、菩薩手に没頭しています。
   春寒の工房でふと吾にかえり、千手が持たれていたアレコレを想い出し、手拈りしたりしています。暖春の頃、会場で皆様にお会い出来るのを楽しみにしています。
   菊池 克

   2023年4月12日(水)〜16日(日)
   12:30〜17:30 予約優先
   写真/菩薩手 撮影/伊藤 信


舎廊房隅
舎 廊 房 隅(サランバングウ)ご案内

   昨年1月から個展やグループ展のギャラリー営業を、外から入りやすい1階に移し、2階は韓国骨董専門用エリアに致しました。
   2階の展示法につき、個別商品の展示に加え面の展示が出来る様、2階奥に三畳間の様なスペースを造り、9月後半から舎廊房風の展示を試みてまいりました。
   開店記念日11月1日を期し、その場所を「舎廊房隅」と名付け、書斎用品や文房具を中心に展示して参りたいと思います。
   とは申せ、限られた店内に設けたスペースなので、三畳間程度のスペースに向いた小振りの催事を種々工夫してみたいと思って居ります。
   京都の秋も日々深まって参ります。こちらにお出掛けの折には、お立寄り頂き、ご覧いただきます様ご案内申し上げます。

川口 慈郎

過去の催し


ブログをアップいたしました。
こちらからご覧頂けます。


川口美術では、朝鮮家具をはじめとして韓国の骨董を専門に扱っています。
特に高質で個性のあるパンダヂを豊富に展示しています。 また、陶磁器、ポジャギ・チョガッポ、木ノモノ、石ノモノもあり、文字図・冊架図など民画もございます。
陶磁器は花器として使える物を中心に、新羅土器をはじめ韓国の古い焼き物を集めています。中心価格帯は家具、陶磁器とも10万〜60万円くらい、ほとんどの商品に定価が表示してあり、安心してお買い物して頂けます。
また、韓国骨董に惹かれ、ものづくりをする現代陶人・工人の個展も定期的に開催しています。
皆様のお越しをお待ちしております。


地図。ちょっと小さくてすみません。

京阪電車、叡山電車、市バス、京都バスの出町柳駅から徒歩3分程です。

京阪電車の叡山電車側出口から出て河合橋を渡り、すぐ右の道(下鴨東通)を入り右側4軒目です。


※2019年10月1日より、店内表示価格の10%の消費税がかかります。
お支払いには各種クレジットカードをご利用頂けます。


骨董&ギャラリー 川口美術

京都市左京区下鴨宮河町62-23
Phone: 075-781-3511   Fax: 075-781-2255   営業時間: 12:30〜17:30(月・火曜定休)