川口美術

2022.7.22 update


今後の催事予定
※2019年4月1日より、営業時間を12:30〜17:30に変更しました。

2023年
■伊藤明美 うつわ陶展         9月13日(水)〜17日(日)
■水垣千悦 陶展              10月4日(水)〜8日(日)
■高木剛 陶展               10月18日(水)〜22日(日)


-川口美術30周年記念-
高木剛 李椿窯展

    春の豪雨では窯が水浸しになり、家族総出で水を汲み出し、近隣の方々のご支援を得て、各地からお見舞い激励のメッセージを頂き有難うございました。お陰様で窯への影響は僅かで、被災後窯出しした作品を今展に出展します。
   高木氏にとってこの薪窯は京北町以来念願の窯であり、うきは市に移り薪窯中心の生活入ったことは、作陶20余年にして、今、メインステージに立った気持ちかと思います。
   数年来温めてきた茶碗への思いを此地で形にし始めました。氏の仕事振りから、今迄取り組んできた食器、中国茶、花瓶などを減らすことなく茶碗に取り組んでゆくのだと思います。
   今展では相当数の茶碗が並びます。剛茶碗元年と言えそうです。これらの茶碗を、ご来店のお客様に試して頂く茶席を10月20日(金)庭の片庇にて、亭主中山qセ朗氏で設けます。お愉しみ下さい。

   写真/唐津筒茶碗w10cm 撮影/田中幹人
   2023年10月18日(水)〜22日(日)
   12:30〜17:30 予約歓迎


-川口美術30周年記念-
水垣千悦 陶展

   開業10年の頃、韓国骨董に加え、ギャラリー活動に取組んだ時期でした。工芸学校の若い学生さんが、思いがけず韓国骨董のお客様になってくださった。それが水垣千悦さんとの出会いでした。
   夏の陶人展に初期より参加して頂き、20周年には個展を開いて頂きました。しっかりした技をベースにしながら気負わない白磁、染付、粉青の構成でした。朝鮮中期の白磁面取壺から、作陶姿勢まで読み取っておられるのを感じました。
   展覧会で、お茶漬碗とグラノーラ碗を求め、日頃からお茶を淹れている茶人がいて、此展の話をしたら、ぜひ茶席をもちたいと、話が纏まりました。今春想いを定め、茶人の道を歩み始めた中山qセ朗氏です。庭の片庇で初日10月4日1時から順次五席を設ける予定です。
   気負わずさらっと描いていると言う染付小瓶に惹かれました。今展には黒釉作品も加わり愉しみです。

   2023年10月4日(水)〜8日(日)
   12:30〜17:30 会期中無休 予約歓迎
   写真/田中幹人


-川口美術30周年記念-
伊藤明美 陶うつわ展

   伊藤さん自身の窯は、ずっと電気窯です。十余年前、まだまだこれでやれることがあり、追求してみたいと言われたことを思い出します。
   でも現在作品の主力は、薪窯作品です。隣町なる友人の上野焼薪窯に日参されている賜物です。
   韓国古陶磁の探求をベースに茶陶から茶籠など茶道具に拡がり、懐石の食器をも掘り下げてこられました。
   昨年は門司へ通い、仲間の備前焼作家の築窯に協力し、今春の初窯にも加わりました。その成果、備前花器を写真でお届け致します。
   表情のある花器です。背面には灰被りが紐状になって、縦に流れ、その両脇の灰色面は青備前を思わせます。焼成時間の長さが確かり積み上がり重厚な風格を感じます。
   今展には、粉引、三島など粉青の器が多く並びます。お愉しみ下さい。

   2023年9月13日(水)〜17日(日)
   12:30〜17:30 会期中無休 予約歓迎
   写真/備前花器H20.6cm 撮影/田中幹人


舎廊房隅
舎 廊 房 隅(サランバングウ)ご案内

   昨年1月から個展やグループ展のギャラリー営業を、外から入りやすい1階に移し、2階は韓国骨董専門用エリアに致しました。
   2階の展示法につき、個別商品の展示に加え面の展示が出来る様、2階奥に三畳間の様なスペースを造り、9月後半から舎廊房風の展示を試みてまいりました。
   開店記念日11月1日を期し、その場所を「舎廊房隅」と名付け、書斎用品や文房具を中心に展示して参りたいと思います。
   とは申せ、限られた店内に設けたスペースなので、三畳間程度のスペースに向いた小振りの催事を種々工夫してみたいと思って居ります。
   京都の秋も日々深まって参ります。こちらにお出掛けの折には、お立寄り頂き、ご覧いただきます様ご案内申し上げます。

川口 慈郎

過去の催し


ブログをアップいたしました。
こちらからご覧頂けます。


川口美術では、朝鮮家具をはじめとして韓国の骨董を専門に扱っています。
特に高質で個性のあるパンダヂを豊富に展示しています。 また、陶磁器、ポジャギ・チョガッポ、木ノモノ、石ノモノもあり、文字図・冊架図など民画もございます。
陶磁器は花器として使える物を中心に、新羅土器をはじめ韓国の古い焼き物を集めています。中心価格帯は家具、陶磁器とも10万〜60万円くらい、ほとんどの商品に定価が表示してあり、安心してお買い物して頂けます。
また、韓国骨董に惹かれ、ものづくりをする現代陶人・工人の個展も定期的に開催しています。
皆様のお越しをお待ちしております。


地図。ちょっと小さくてすみません。

京阪電車、叡山電車、市バス、京都バスの出町柳駅から徒歩3分程です。

京阪電車の叡山電車側出口から出て河合橋を渡り、すぐ右の道(下鴨東通)を入り右側4軒目です。


※2019年10月1日より、店内表示価格の10%の消費税がかかります。
お支払いには各種クレジットカードをご利用頂けます。


骨董&ギャラリー 川口美術

京都市左京区下鴨宮河町62-23
Phone: 075-781-3511   Fax: 075-781-2255   営業時間: 12:30〜17:30(月・火曜定休)