川口美術

2022.7.22 update


川口美術では、朝鮮家具をはじめとして韓国の骨董を専門に扱っています。
特に高質で個性のあるパンダヂを豊富に展示しています。 また、陶磁器、ポジャギ・チョガッポ、木ノモノ、石ノモノもあり、文字図・冊架図など民画もございます。
陶磁器は花器として使える物を中心に、新羅土器をはじめ韓国の古い焼き物を集めています。中心価格帯は家具、陶磁器とも10万〜80万円くらい、ほとんどの商品に定価が表示してあり、安心してお買い物して頂けます。
また、韓国骨董に惹かれ、ものづくりをする現代陶人・工人の個展も定期的に開催しています。
皆様のお越しをお待ちしております。


今後の催事予定
※状況により内容変更がある場合は、ブログやInstagramにてお知らせ致します。
お問合せは[ kawabi.jp@gmail.com]までお願い致します。

2024年
■杉本玄覚貞光展           11月20日(水)〜11月24日(日)
■第八回 我谷盆賛          12月11日(水)〜12月15日(日)


杉本玄覚貞光展

   茶の正月でもある11月に恒例となった杉本氏の展示では井戸、赤、黒、天青瓷茶碗、掛花入れといった茶の器に加え、ぐい呑み、鉢などの懐石の食器も並びます。
   杉本氏が師と仰ぐ大徳寺の高僧、故立花大亀和尚は大茶人と言われていた方で、それ故に氏の作る茶碗は、わび・さびが根底に流れ重厚な佇まいが印象的でした。今回新たに届いたのは、通常よりひとまわり、ふたまわりも小ぶりになった旅茶碗です。掌にしっくり馴染むその茶碗は、90歳も近い御歳ながら自由で軽やかに人生を愉しむ氏の姿が作品にも反映されているように感じました。
   茶碗は小ぶりでも風格ある存在感は充分で、外でも内でもお茶を愉しむ特別なひと時をもたらしてくれそうです。
   23日(土)は、2F舎廊房隅於 茶人中山qセ朗氏に点茶いただきます。

   2024年11月20日(水)〜11月24日(日)
   12:30〜17:30 会期中無休
   写真/田中 幹人


第八回 我谷盆賛

   本来の我谷盆は“生木を彫る”という作り方に特徴があるという。栗の丸太を割り木にし、それが水分を含んでいるうちに鑿で彫る。柔らかな生木は、鑿の跡がくっきりと残り、勢いのうちにすいすいと仕上げられ、作り手としても愉しい作業であるようだ。
   我谷盆賛は2016年に始まりました。その同年、森口氏が石川県の山中に開設した風谷アトリエの塾生さんも年を追ってメンバーが増え熟達され、本企画の好評の一翼を担うまでになっていただき頼もしく思います。
   出展者は木工職人、家具作家、漆工芸家、宮大工など、分野も業種もいろいろ。作品も大小種々、生地、燻煙、栗渋など、風合いも様々な我谷盆が揃います。
   11日(水)は、名和靖高氏のチャイ席を2Fに設けます。

   2024年12月11日(水)〜11月15日(日)
   12:30〜17:30 会期中無休
   写真/田中 幹人


舎廊房隅
舎 廊 房 隅(サランバングウ)ご案内

   昨年1月から個展やグループ展のギャラリー営業を、外から入りやすい1階に移し、2階は韓国骨董専門用エリアに致しました。
   2階の展示法につき、個別商品の展示に加え面の展示が出来る様、2階奥に三畳間の様なスペースを造り、9月後半から舎廊房風の展示を試みてまいりました。
   開店記念日11月1日を期し、その場所を「舎廊房隅」と名付け、書斎用品や文房具を中心に展示して参りたいと思います。
   とは申せ、限られた店内に設けたスペースなので、三畳間程度のスペースに向いた小振りの催事を種々工夫してみたいと思って居ります。
   京都の秋も日々深まって参ります。こちらにお出掛けの折には、お立寄り頂き、ご覧いただきます様ご案内申し上げます。

2019年 稔秋

川口 慈郎

過去の催し


ブログをアップいたしました。
こちらからご覧頂けます。


地図。ちょっと小さくてすみません。

京阪電車、叡山電車、市バス、京都バスの出町柳駅から徒歩3分程です。

京阪電車の叡山電車側出口から出て河合橋を渡り、すぐ右の道(下鴨東通)を入り右側4軒目です。


※2019年10月1日より、店内表示価格の10%の消費税がかかります。
お支払いには各種クレジットカードをご利用頂けます。


骨董&ギャラリー 川口美術

京都市左京区下鴨宮河町62-23
Phone: 075-781-3511   Fax: 075-781-2255   営業時間: 12:30〜17:30(月・火曜定休)