川口美術

2025.3.25 update


川口美術では、朝鮮家具をはじめとして韓国の骨董を専門に扱っています。
特に高質で個性のあるパンダヂを豊富に展示しています。 また、陶磁器、ポジャギ・チョガッポ、木ノモノ、石ノモノもあり、文字図・冊架図など民画もございます。
陶磁器は花器として使える物を中心に、新羅土器をはじめ韓国の古い焼き物を集めています。中心価格帯は家具、陶磁器とも10万〜80万円くらい、ほとんどの商品に定価が表示してあり、安心してお買い物して頂けます。
また、韓国骨董に惹かれ、ものづくりをする現代陶人・工人の個展も定期的に開催しています。
皆様のお越しをお待ちしております。


今後の催事予定
※状況により内容変更がある場合は、ブログやInstagramにてお知らせ致します。
お問合せは[ kawabi.jp@gmail.com]までお願い致します。

2025年
■光藤 佐 陶展           3月26日(水)〜3月30日(日)
■菊池 克 陶迦葉展       4月16日(水)〜4月20日(日)
■第五回 さつき工人展      5月1日(木)〜5月5日(月)
■全日根 回顧展           5月28日(水)〜6月1日(日)


光藤 佐 陶展

   光藤さんの作品は多彩です。筆技の色絵、安南手、絵唐津、刷毛目の他、白磁、粉引、黒釉、辰砂の焼があり、線刻、貼花等の細工が加わり、形も皿、碗、鉢、ぐい呑み、茶坏、蕎麦猪口、片口、扁壺、瓶、掛花生とあり、その掛け算に怪物シリーズが加わり、凄いです。
   寒いながら天高く紺碧の空でした。此度の窯訪問にはチャイの名和君が同行してくれました。高卒直後にインドに渡りチャイを覚え、と紹介すると光藤さんが実は私も若い頃インドを旅して…と始まって思いがけない話の展開になりました。その間もリビングで薪ストーブが燃え続け、インドの話が盛り上がりました。
   工房に廻った時には、インドチャイ用素焼きの坏作りを名和君が教わる等すっかり打ち解け、個展の茶席ではその様な茶坏が使われることになりそうです。工房の隅に飾られていた小振りの赤絵大壺は、土と火を伴い独り焼物をする光藤さんの心を写した詞が描かれており魅せられました。
   27日(木)は、13時より2階にて名和靖高氏のインドチャイ茶席を設けます。

   2025年3月26日(水)〜30日(日)
   12:30〜17:30 会期中無休
   写真/赤絵詩歌文壺 φ21.6×H26.8cm 撮影/バウプラス 久保田康夫


菊池克 陶迦葉展

   4年前の東京の個展に、日本文化に惹かれ来日し東京在住のメキシコ人アルド・カス氏が来展してくれたそうです。少し話すとスペイン語が通じるのですっかり盛り上がりました。その後、アルド氏は日本の陶芸文化を始め東洋文化をスポンジの様に吸収し、中でも中国茶に傾倒し、茶会を開くまでになりました。菊池氏はそんな彼から中国茶の知識を教えてもらう内に、彼の為に中国茶器を作りたくなったそうです。
   その流れで今展は、新しい取組みの中国茶系茶壺や茶坏を中心に置いた展覧会を構成してくれました。食器や酒器の他、文房具、花器も菩薩手も外さないのが氏の流儀です。そんな中にもさらりと特有の牛涎文が折込まれた茶壺も徳利も、茶碗もある、菊池氏の世界です。
   此度は、文人菊池氏の拡がりを想い、個展の前日に嵯峨野 厭離庵で、煎茶、中国茶、チャイ茶席、筆遊席を配し“前聚楽ぜんしゅうらく”なる交友の場を設けます。

   [会費制*詳細はホームページ、ブログ等でご案内致します]

   2025年4月16日(水)〜20日(日)
   12:30〜17:30 会期中無休
   写真/茶壺色々 撮影/伊藤 信


舎廊房隅
舎 廊 房 隅(サランバングウ)ご案内

   昨年1月から個展やグループ展のギャラリー営業を、外から入りやすい1階に移し、2階は韓国骨董専門用エリアに致しました。
   2階の展示法につき、個別商品の展示に加え面の展示が出来る様、2階奥に三畳間の様なスペースを造り、9月後半から舎廊房風の展示を試みてまいりました。
   開店記念日11月1日を期し、その場所を「舎廊房隅」と名付け、書斎用品や文房具を中心に展示して参りたいと思います。
   とは申せ、限られた店内に設けたスペースなので、三畳間程度のスペースに向いた小振りの催事を種々工夫してみたいと思って居ります。
   京都の秋も日々深まって参ります。こちらにお出掛けの折には、お立寄り頂き、ご覧いただきます様ご案内申し上げます。

2019年 稔秋

川口 慈郎

過去の催し


ブログをアップいたしました。
こちらからご覧頂けます。


地図。ちょっと小さくてすみません。

京阪電車、叡山電車、市バス、京都バスの出町柳駅から徒歩3分程です。

京阪電車の叡山電車側出口から出て河合橋を渡り、すぐ右の道(下鴨東通)を入り右側4軒目です。


※2019年10月1日より、店内表示価格の10%の消費税がかかります。
お支払いには各種クレジットカードをご利用頂けます。


骨董&ギャラリー 川口美術

京都市左京区下鴨宮河町62-23
Phone: 075-781-3511   Fax: 075-781-2255   営業時間: 12:30〜17:30(月・火曜定休)